タンソーマンGXがIVS2025で発表
2025年7月、京都市で開催される「IVS2025 Startup Market」にて、企業「タンソーマンGX」が新たな電気AI診断機能「デンキチェック」を発表します。本機能は、東京都環境局と共同開発により生まれ、CO2排出量の可視化を通じて再生可能エネルギーの導入を支援します。
「デンキチェック」の最大の特徴は、その直感的な操作性です。スマートフォンひとつで工程が完結できるという利点を持つこのツールは、再エネ普及の大きな助けとなることでしょう。具体的には、過去1年分の電気使用データをAIが自動解析し、コスト構造を明らかにします。また、その結果に基づいて最適なプランを瞬時にシミュレーションし、削減効果や投資収支を確認することが可能です。
ワンストップサービス
ワンストップで提供される「デンキチェック」は、様々な機能をもつ統合プラットフォームです。
- - 電気使用データの自動解析:電気明細と決算書をアップロードするだけで、AIが解析を行い、コスト構造を視覚化します。
- - トッププランのAIシミュレーション:削減効果の計算や補助金の活用方法を即時に表示し、投資収支のしっかりとしたシナリオを提供します。
- - 見積もりの自動収集:AIが提携する施工会社から見積もりを取り寄せ、比較表を自動生成し、利用者が選択しやすい環境を整えます。
- - オンラインでの手続き全般:現地調査から契約まで、すべてのフローをWeb上でスムーズに行うことができ、時間を大幅に節約します。これにより、これまでの段取りの煩雑さが大きく軽減されます。
さらに、CO2削減目標の進捗管理も「タンソチェック」との連携を通じて行われます。排出量の管理と報告が統合されることで、より効果的に脱炭素経営を実現できます。
実績と未来
すでに「タンソチェック」は全国1,000拠点以上のCO2排出量を可視化し、多くの地方自治体や中小企業をサポートしています。東京をはじめとする自治体を巻き込んだ取り組みにより、再エネ普及のアクセラレーションが図られています。
代表取締役の福元惇二氏はこのような取り組みを通じて、「CO2排出量の算定や再エネ導入が特定の大企業だけのものであってはいけない」との思いを語っています。「デンキチェック」は、全ての企業が最適な選択を迷わず行えるように作られています。この未来を実現するため、「タンソーマンGX」は全国の企業と力を合わせて進んで行きます。
IVS2025 Startup Marketの概要
「IVS2025」は、日本最大のスタートアップカンファレンスで、国内外の企業やクリエイターが一堂に会するイベントです。2025年のテーマは「Reshape Japan with Global Minds」で、多様なイベントを通して新しいビジョンを模索します。詳細情報は公式サイトやSNSで確認できます。
京都の伝統と最新技術の出会う場で、ぜひ「デンキチェック」の体験をお楽しみください。