奈良ホテルからの新しい試み
奈良市に位置する奈良ホテルは、1909年に創業以来、多くの歴史を刻んできました。この度、奈良ホテルはその116年の歩みを振り返るユニークな試みを発表しました。それが「読む歴史すごろく」です。これは、116年の歴史をすごろくという形で体験できるもので、まるで子供時代に戻ったかのような楽しさを提供しています。
116年の歴史を遊びながら体験
「読む歴史すごろく」は、奈良ホテルが初めて試みるもので、全1,000部限定で制作されました。すごろくのマスには、ホテルの重要な出来事や人々にまつわるストーリーがちりばめられており、訪れる人々が楽しみながらその歴史を学べる内容となっています。手書きのイラストと温かみのあるデザインは、どこか懐かしさを感じさせるもので、プレイすることでより深く奈良ホテルの物語に触れることができます。
リニューアルを迎えるホテルの願い
すごろくの裏面には、2026年のリニューアルオープン後に使用できる特別なサイコロ引換券が隠されています。これにより、奈良ホテルは再びお客様にお会いできることを願っています。彼らは、過去を振り返りながら未来を見据えています。すごろくのスタート地点は創業当初の1909年、ゴールは待望の新館リニューアルです。242ページにも及ぶホテルの歴史がつまったこのアクティビティは、宿泊者への特典やイベントでも配布される予定です。
プロモーション「“Register”」とは
「読む歴史すごろく」は、奈良ホテルの休館前プロモーション「“Register”―今を記録し、未来へ―」の第三章となります。このプロモーションは、創業115周年を迎えるにあたり、残された宿帳の修復を行うなど、"時を記録"することをテーマに様々な企画が展開されています。宿帳は、時間の流れを感じさせる重要な遺産であり、それにちなんだこの活動は未来へのメッセンジャーでもあると言えるでしょう。
このすごろくを通じて、奈良ホテルの歴史がより多くの人に伝わり、楽しんでもらえることを願っています。
休館情報と今後
奈良ホテルは、2026年1月4日から春まで全館休業となりますが、6月には本館のみの営業を再開する予定です。長い歴史を持つ同ホテルは、将来的にさらに魅力的な施設となるよう、新館の建設も進めています。このリニューアルによって、奈良ホテルは新たな旅の拠点として生まれ変わることでしょう。
まとめ
「読む歴史すごろく」は、ただの遊びではなく、奈良ホテルが紡いできた大切な歴史を知るきっかけとなる特別なアイテムです。遊び心を持ちながらも、未来を見据える同ホテルの取り組みを皆さんも楽しんでみてはいかがでしょうか?
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