ユースシンポジウム2025 in 京都:若者たちの“止まり木”を考える
2025年12月14日(日)、京都府立清明高等学校にて「ユースシンポジウム2025」が開催されます。このシンポジウムは、若者の抱える息苦しさや不安に対し、安心して過ごせる場を提供することを目的としています。「こどもまんなかアクション」リレーシンポジウムの一環として、また北区制70周年を記念する意義深いイベントです。
シンポジウムの目的
公益財団法人京都市ユースサービス協会が主催し、京都市との共催で実施される本シンポジウムは、若者が自らの苦しさを社会に発信し、またその声を受け止めるための重要な機会となります。若者が自分を表現できる「止まり木」としての場を、参加者と共に創出することを目指しています。
開催概要
- - 日時:2025年12月14日(日) 13:00~17:00
- - 会場:全体会・分科会:京都府立清明高等学校
交流会:京都市北青少年活動センター
- - 対象:若者やテーマに興味のある方
- - 参加費:無料
プログラム内容
シンポジウムは大きく3つのセクションに分かれています:全体会、分科会、そして交流会です。若者のしんどさを掘り下げていく様々なアクティビティが用意されています。
1. 全体会
時間:13:00~14:30
- - オープニングアクト:フリースタイルラッパー集団「京都駅サイファー」による、若者の心の声をラップで表現。
- - トークセッション:著名なゲストと共に、若者の「しんどさ」や「止まり木」についてのディスカッションが行われます。
2. 分科会 (14:40~16:00)
参加者は以下の4つのテーマから自分の興味に合う分科会を選び、より深く議論を交わすことができます:
- - 分科会1:「聞きたい!喋りたい。」
- - 分科会2:「『からだ』をうごかす、『こころ』はどうなる?」
- - 分科会3:「しんどさとどう付き合う?」
- - 分科会4:「安心できる“止まり木”ってどんなん?」
※加えて「止まり木カフェ」というエリアでは、自由にくつろげるスペースが提供され、様々な情報や相談ができる場が設けられます。
3. 交流会 (16:15~17:00)
この時間では、参加者同士のネットワークを広げるための自由参加の交流会を実施します。また、交流会の一環として京都市北青少年活動センターの見学も行われる予定です。
参加申し込みについて
参加希望者は、公式ウェブサイトまたはチラシ・ポスターのQRコードを利用して事前申し込みをする必要があります。内訳として氏名、電話番号、Eメールアドレス、年齢、希望する分科会を記載してください。
公益財団法人 京都市ユースサービス協会
同協会は、主に中学生から30歳までの若者をサポートするため、相談事業や居場所作り、自主活動支援を行っています。2024年度には約52万人の若者が利用し、幅広い活動を展開しています。
お問い合わせ先
参加や協力に関する情報は、京都市北青少年活動センターまでお寄せください。詳細は公式ホームページをぜひご確認ください。
このシンポジウムを通じて、京都の若者たちが心の拠り所を見つけ、自身の成長につながる機会を共に楽しみましょう。