ご当地ヨーグルトの祭典!高島屋で京都と新宿から全国の味を堪能しよう
来たる2025年4月23日から29日、京都の高島屋で、また5月7日から13日には新宿店にて、個性豊かな【ご当地ヨーグルト】が集まる特別なPOPUPイベントが開催されます。これは、地方の生乳を用いた多彩なヨーグルトを一堂に楽しむ絶好の機会です。
ご当地ヨーグルトとは?
ご当地ヨーグルトは、地域ごとの新鮮な生乳を活用し、小規模で生産された極めてユニークなヨーグルトです。各商品には、その地域特有の物語や背景があり、地元の酪農家が創り出した一品たちが並びます。生乳廃棄の危機に対抗し、地域の農家が協力して開発した商品や、福祉施設で生産されているものまで、多様です。
具体的には、たとえば、土地を豊かにするために酪農を行なった結果としてのヨーグルトや、慢性的な生乳廃棄問題に立ち向かうために生まれたものもあります。こうした背景を持つヨーグルトは、風味を大切にし、独自の製造法で少量生産されています。そのため、広範囲で流通するものは少なく、特別な機会でしか出会えないのが魅力です。
ヨグネットの魅力
一般社団法人ヨグネットが主催する本催事では、日本各地のご当地ヨーグルトを手掛けている生産者たちが一堂に揃います。普段は取り寄せてしか手に入らないような珍しい商品も、実際に手にとって選ぶことができます。場内では代表理事の向井智香さんが、商品の試食を案内したり、詳細な解説を聞いたりすることができ、家に帰ってからもその魅力を深く楽しめるような工夫がされています。
目玉商品と入荷情報
ご当地ヨーグルトは少量ずつ生産されているため、催事中にも随時新作が入荷する予定です。木曜には「まるとヨーグルト」、金曜には「ガーンジィゴールデンヨーグルト」の新作が登場します。これらの商品は、各地の特有の味わいや製造方法が体験できる貴重な機会です。
一例を挙げると、ガーンジィゴールデンヨーグルトは日本で数百頭しか飼育されていないガーンジィ種の生乳を使用し、その栄養価の高さから「貴族と富豪のための牛乳」とも言われています。このヨーグルトは透明な瓶で発酵の過程を管理し、特有の風味を残すよう工夫されています。
さらに、梅を丸ごと使用した「梅&ヨーグルト」や、富士山の麓で放牧されたジャージー牛の生乳から作られる「グラスフェッドヨーグルト」など、他では味わえない一品も用意されています。
ヨグネットの思い
ヨグネットの設立は、全地域のご当地ヨーグルトの認知を広め、その文化を保つことを目的としています。酪農家が直面する厳しい現状に対して、地域の生乳を活かした製品を通じて、酪農と乳業の価値を再認識することが求められています。
向井智香さんは、こうしたテーマを引き継ぎ、作り手たちと連携して全国のご当地ヨーグルトの魅力を伝える活動を続けています。彼女の経験と情熱が詰まったこの催事は、単なる販売イベントにとどまらず、地域社会とのつながりを意識した、深い学びと体験の場でもあるのです。
まとめ
高島屋京都店、新宿店でのご当地ヨーグルトのPOPUPイベントは、全国各地の珍しいフレーバーと製造法に触れる貴重なチャンスです。日程をしっかりチェックして、是非足を運んでみてください。あなたの知らなかった、地元のストーリーが詰まった一杯と出会えるかもしれません。