スパイスファクトリーが新たにCHROを任命
デジタル・トランスフォーメーションを支援するスパイスファクトリー株式会社が、2025年11月1日より、新たに野村有希氏を執行役員CHRO(最高人事責任者)として迎えることを発表しました。これにより、経営と人事の一体化を図り、社内での挑戦を讃え、社員を信頼し支える組織づくりを強化していく考えです。
CHRO設置の背景
スパイスファクトリーにおいて、事業領域と組織規模が拡大する中で、個々の社員の意欲を企業のビジョンに繋げる人事制度がこれまで以上に重要とされています。「挑戦を讃え、信頼で支える」人事ポリシーのもと、さまざまな人材が自立的に成長し、新たな価値を創出する組織へと進化することが求められています。これを実現するためには、経営層と密接に連携しながら人事機能をリードする役割が必要であり、CHROポジションの新設が決定しました。
野村有希 プロフィール
新たにCHROに就任する野村有希氏は、青山学院大学経営学部を卒業後、ソフトバンク株式会社に新卒入社し、リブセンスやミクシィにおける営業や新規事業の立ち上げに携わってきました。その後、人事分野に転身し、IT企業やスタートアップ企業において採用戦略をリードしました。また、これまで数多くの企業において組織開発や人事制度の構築に貢献してきました。
野村氏のコメント
「AIの成長により、知識や経験の価値が変わる現在、企業が問われるのは「人の意志」をどう事業の根幹に変えていくかです。私がスパイスファクトリーに参画するのは、そのシステムを構築するためです。各々の社員が社会の課題に向き合い、自らが誇りを持って価値を生み出す力を持てる組織を目指していきたいと思っています。」
企業経営における人的資本の重要性
近年、日本企業では「人を資本として捉える」という考え方が浸透している中、国や企業が掲げる「人的資本経営」がますます重要視されています。経済産業省が発表した「人材版伊藤レポート」では、人的資本の管理と成長が企業経営においてどれほど重要であるかが紹介され、特に経営と人事が結びつく必要性が強調されています。 2025年度の調査によると、CHROがいる企業は増加傾向にあり、特に大企業で顕著です。しかし、中小企業ではその導入が遅れているのが現状であり、今後、この流れがどう変わっていくのか注目されます。
スパイスファクトリー株式会社について
スパイスファクトリーは、DXを加速させるアジャイルマインドで、多様な業種のデジタルトランスフォーメーションを支援してきた企業です。教育、医療、行政、製造業など幅広く取り組み、迅速な価値創造を実現してきました。私たちの使命は「革新の触媒」として、社会課題の解決に寄与することであり、これからも新たなビジネスモデルやイノベーションの創出に努めてまいります。
今後もスパイスファクトリーの進展に目が離せません。