新たな挑戦!日本パラ・パワーリフティング連盟の次世代会議始動
日本パラ・パワーリフティング連盟(JPPF)は、2025年度に向けて新たな試みとして『次世代会議』を設立しました。この会議は、選手とスタッフが一堂に会し意見を交換する場として機能し、強固なチームを築くための大きな一歩となります。
きっかけは選手の声
成毛美和選手の個別インタビューを通して、選手たちが他の選手や連盟の意見を聴く場が少ないことに気付かされました。そのため、リラックスした環境での意見交換を促すために、意見が求められた結果、『次世代会議』が発足しました。この会議は、選手たちの主体的な成長と連盟の未来を築くためのものです。
次世代会議の目的
1.
コミュニケーションアップ
選手とスタッフ間の意見を活発に交換し、結束を強めることを目指しています。これにより、競技力が向上し、JPPF全体の雰囲気もさらに良くなります。
2.
自由な意見交換
立場や世代を超えた自由な意見交換を行い、選手たちが自分の考えを発信できる環境を整備します。
3.
チーム力向上
結果的に、選手の競技力向上を図り、多くの人に感動と勇気を与えることを最終的な目標とします。
第1回次世代会議の開催
記念すべき第1回目は、2023年4月28日にオンラインで実施され、選手、コーチ、事務局スタッフ合わせて12名が参加しました。会議のテーマは『合宿をもっと面白くするには?』で、参加者たちは自身の意見やアイデアを熱心に語り合いました。
議論の中からは、選手とスタッフ間のコミュニケーションをさらに強化したいとの意見が多く出され、参加者たちは最初の合宿で実際に試してみたい具体的な提案を持ち寄りました。このように、選手たちの意見が直接形になるという流れは、非常に鼓舞するものでした。
トピックス:選手の思いを聞く個別インタビュー
次世代会議の一環として、個別インタビューを実施しました。選手たちの生の声を聞くことができ、特に『大会でこんなことができたらな』というアイデアや、一人ひとりの競技に対する想いが話され、これからの活動の糧になること必至です。特に、中村光選手が提案したアイデアである『表彰式アイデア』は、第8回チャレンジカップ京都大会で形にする準備が進められています。
SNS活動で広がる選手の魅力
4月には、選手たちへのインタビューやフォロワーからのリクエストに応じたSNS投稿も行われました。特に印象的だったのは4月23日の『不眠の日』に向けた日野雄貴選手の投稿で、多くの関心を集めました。選手たちのリアルな生活や思いを発信するこれらの活動は、ファンとの距離を縮める大きな役割を果たしています。
今後の展望
今後も、京都でのミニ合宿や日常練習会で撮影・取材が可能です。また、選手への個別インタビューも受け付けており、選手の魅力をより多くの方に伝える努力を続けていきます。
このように、JPPFは選手の声を基にした今後の活動を通じて、競技力向上とともに、全ての人々に感動と勇気を与える存在として成長していきます。さらに、次回の次世代会議の日時も調整中ですので、参加を希望される方はぜひ問い合わせてみてください。私たちの目指す未来を一緒に作り上げていきましょう。