コーヒーから地域づくりへ、リヴと暮らしランプの新たなコラボ
京都府向日市に本社を構える株式会社リヴは、建築や不動産、介護、飲食など多岐にわたる事業を手がける企業です。そして、そんなリヴがこの度、一般社団法人の暮らしランプと手を組むことになりました。9月18日から、リヴの本社ビルSU・BA・COの1階にあるcafe oliveにて、暮らしランプが自家焙煎したコーヒーの提供を開始しました。このコラボは地域の福祉とまちづくりを結びつける新しい試みとして注目されています。
暮らしランプは、障がいを抱える人々の就労支援の一環としてNAKANOTEI COFFEEを展開しており、コーヒーを通じての社会参加を促進しています。そのため、提供されるコーヒーは丁寧に焙煎され、心地よい香りを漂わせています。コーヒーはホット・アイスともに料金は200円と、地域の誰もが気軽に立ち寄れる価格設定となっています。
地域に新たな「ワクワク」を
リヴと暮らしランプは、向日市や長岡京市、大山崎町、そして京都市西京区という乙訓地域に根差し、地域を活性化させるプロジェクトに取り組んでいます。コーヒーを飲むことを通じて、地域の人々との絆を深め、一緒にワクワクする場を作りたいという思いが込められています。
香り高い選りすぐりのコーヒー
NAKANOTEI COFFEEが提供するコーヒーは、環境に配慮して栽培された豆を使用しており、雑味のない美味しさを追求しています。焙煎所は、江戸時代末期に建てられた土蔵をリノベーションしており、独特の雰囲気の中で手間暇かけたコーヒー作りが行われています。
cafe oliveでは、次の二つのブレンドを楽しむことができます。ひとつは「雨の色ブレンド」。ブラジル、グアテマラ、ケニアの豆を中深煎りにしており、苦みと香りが絶妙に調和した一杯です。もうひとつは「草の波ブレンド」で、ブラジルとグアテマラの深煎り豆を使用し、力強い苦味が特徴となっています。これらのブレンドは、それぞれホットとアイスで楽しむことができます。
リヴグループの目指す未来
リヴグループは、「世界一住みたい街」と称されるポートランドのまちづくりをモデルにしています。地域の人たちが集まり、交流し、協力し合うことで新たなビジネスや活動が生まれる様子を目指しています。一杯のコーヒーから始まる小さな変化が、大きな力に変わっていくことを信じています。
この新たな試みが地域の活性化や福祉の向上につながることを期待しながら、今後の展開に注目しましょう。リヴと暮らしランプが創り上げるコーヒーの香りに包まれた未来、ぜひその目撃者となってみてください。