NTTデータMSEのDX改革
2025-09-10 10:53:58

NTTデータMSEがHelpfeelを導入し社内情報共有を改革!全社DXの成功事例とは

NTTデータMSEがHelpfeelを導入し社内情報共有を改革!全社DXの成功事例とは



NTTデータMSEは、全社的なデジタルトランスフォーメーション(DX)を進める中で、HelpfeelのAIヘルプデスクを導入し、社内情報の一元管理を実現しました。この取り組みは、社員の業務生産性を大幅に向上させ、特に「必要な情報がすぐに見つからない」といった課題を解決しています。


背景:社内情報管理の課題



約2,000人の社員を抱えるNTTデータMSEでは、14の部門それぞれで情報管理の方式が異なるため、社内発信が統一されていませんでした。特に、新入社員や出向者は、必要な情報を探し出すことに多くの時間を費やしていました。具体的には、申請方法を調べるのに半日かかるという声もあり、暗黙知に依存した情報共有の限界が顕在化していました。このような状況を改善するために、全社情報を一元管理するAIヘルプデスクの導入を決定しました。


導入プロセス:段階的な整備と全社展開



HelpfeelのAIヘルプデスクは、まず既存のFAQやイントラネットから情報を抽出し正確性を確認しながら、870件の記事へと整備されました。導入の際には全社員に利用を開放し、利用者の声を反映させることで情報の充実度を高め、順次更新が行われる仕組みも整えられました。これにより、運用開始からわずか4か月で870件の記事が整備され、全社で共通に利用できる情報基盤が構築されました。


導入効果:生産性の向上と全社表彰



新たに設置されたAIヘルプデスク「MSEコンシェルジュ」は、社員にとって利用しやすい存在となり、導入から半年で利用者数が6割を超えました。これにより、従来のチャットボットの利用率は5%から25%程度でしたが、MSEコンシェルジュはその2倍以上の浸透率を記録。さらに、情報に関する問い合わせ作業が最大で70%も削減されました。

社員からは「情報が圧倒的に早く見つかるようになった」との声が聞かれ、こうした成果は全社的にも評価され、社内のプロジェクトアワードを受賞するに至りました。


今後の展望:さらなる利便性の向上へ



NTTデータMSEでは、今後PDF文書の該当箇所を直接検索する機能や、重要情報をプッシュ配信する仕組みの導入を予定しています。これにより、社員が情報を探しに行く手間が省かれ、情報伝達の精度も高まることが期待されています。さらに、システムや全社イベントに伴う問い合わせ増に備えて、事前準備を行う体制も整えることにより、継続的な利便性向上に繋げていく方針です。


まとめ:企業のDXを推進するAIナレッジデータプラットフォーム



Helpfeelが提供するAIナレッジデータプラットフォームは、生成AIや大規模言語モデル(LLM)の普及とともに、企業におけるナレッジの整備を促進しています。このAIナレッジデータプラットフォームは、企業の情報インフラとしての役割を果たし、今後も幅広いビジネス領域での知識活用と生産性向上を支援し続けることでしょう。さらに詳しい情報は、Helpfeelの公式サイトをご覧ください。


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