京都の歴史を感じる「時代祭」有料観覧席販売
京都市観光協会(DMO KYOTO)からのお知らせです。今年も「京都三大祭」の一つ、時代祭のための有料観覧席券が順次販売されることが決まりました。この祭りは、平安遷都1100年を記念して1900年代に始まった、有名な文化行事です。10月22日(水)に開催される予定で、華やかな時代行列を間近で見るための特別なお席が用意されています。
有料観覧席について
今回の有料観覧席は、計約6,050席が設置されます。具体的には、京都御苑に約3,500席、御池通に約1,350席、平安神宮道に約1,200席が配置される予定です。特に、最前列のお席を選べることで、参加者は行列の醍醐味をしっかりと味わうことができるようになっています。また、売上の一部はこの祭りの保存や継承に役立てられます。
販売情報
- - 販売開始日: 令和7年9月12日(金)午前10時より
- - 販売方法: インターネットを通じての購入が可能です。*
チケットぴあの公式サイト(
チケットぴあ)から簡単にチケットを予約できます。
- - 店頭販売: セブン-イレブンの店頭でも購入が可能です。Pコードは658-037ですが、決済手数料についても注意が必要です。
観覧席に申し込みされた方には、時代祭行列の内容を解説したガイドブック(B5サイズ)が配布され、この祭りの理解を深める助けとなるでしょう。
観覧にあたりご注意いただきたいこと
観覧席内の視界を確保するために、日傘や雨傘、三脚の使用は禁止されています。また、急な降雨に備え、自分でレインコートを持参することが推奨されます。牛馬が登場する祭りの特性上、フラッシュ撮影やペット同伴での観覧も禁止されているので、参加者はその点もご留意ください。
京都の魅力をさらに深く知るために
「まなび席」という特別な観覧エリアも用意されています。これは、京都市観光協会の会員である「株式会社らくたび」の講師がイヤホンガイドで、時代祭行列について詳しく説明してくれるサービスです。このような体験を通じて、参加者は祭りの奥深さを実感することができるでしょう。さらに、応天門前の特別席でも、行列が平安神宮に入っていく姿を間近で観覧できる特権も受けられます。
伝統を守る時代祭
時代祭は、明治維新や平安京の文化を現在に受け継ぐ重要なイベントです。約2,000人の市民がそれぞれの時代の衣装を身にまとい、京都の街を練り歩きます。観光名所としても有名なこの祭りに参加することで、歴史的な出来事や文化を体感することができるでしょう。
ぜひ、皆様もこの季節、特別な時代祭の有料観覧席を利用して、京都の素晴らしい文化を楽しんでみてはいかがでしょうか。なお、詳細な情報やお問い合わせは、京都市観光協会の公式サイトや電話(075-223-0020)でご確認ください。