第2回 京都クラフト&デザインコンペティションが始動
京都伝統産業ミュージアムが主催する「第2回 京都クラフト&デザインコンペティション TRADITION for TOMORROW」が、本日2025年8月18日より応募を開始しました。このコンペは、伝統工芸における継承と革新をテーマに、広く作品を募集するもので、実際の応募期間は2025年8月18日から11月16日までです。
コンペの目的
この競技の目的は、古き良き伝統を尊重しつつ、新しい価値を生み出すものづくりを推進することです。今年のテーマ「守・破・創(しゅ・は・そう)」には、次の3つの意味が込められています。
- - 守:伝統を大切に受け継ぐこと。
- - 破:既存の枠組みを見直し、新しいアイデアや視点を加えること。
- - 創:未来の工芸を切り拓く新たな価値や表現を生み出すこと。
これらをテーマにした作品が求められています。
応募概要
応募部門は、次の2つに分かれています。
- - 職人・作家部門:京都に関連する伝統工芸の職人や作家。
- - 学生部門:全国の芸術系大学生や専門学校生。
応募料金は、職人・作家部門が5,000円、学生部門が2,500円(いずれも税別)となっています。受賞者には、以下の賞が贈られます。
- - グランプリ:100万円
- - 学生部門賞:30万円
- - オーディエンス賞:10万円
- - その他の各賞も予定されています。
審査と展示の流れ
審査は二段階に分かれており、一次審査の結果は2025年12月中に通知されます。一次審査を通過した作品は、2026年2月から展示され、さらなる二次審査が行われます。展示期間は2026年2月7日から3月22日までで、最終的な授賞式はその最終日に開催されます。
審査員について
今回の審査には、様々なジャンルで活躍する5名の著名な審査員が参加します。華道家であり写真家の池坊専宗氏や、SEIKI DESIGN STUDIOの石井聖己氏、Pieces of Japanの小山ティナ氏、ビームスジャパンの鈴木修司氏、デザイナーの山下順三氏がその顔ぶれです。
伝統工芸の未来を形に
京都伝統産業ミュージアムでは、単にコンペティションの開催だけでなく、伝統文化を支えるものづくりの新しい可能性を示していくことを目指しています。この機会を介して、参加者が現代のライフスタイルの中でこそ生きる工芸品の提供に挑戦することを期待しています。
本コンペティションは、業界内外からの注目を集めており、今後の京都の伝統工芸の発展に寄与すること間違いなしです。これからの応募を楽しみにしながら、ぜひご自身の作品を通じて、伝統と革新が交差する瞬間を体験してみませんか?
公式情報
詳しい応募方法や条件については、
公式サイトをご覧ください。新たな挑戦と革新を生み出す場が、あなたの参加を待っています!