鴨居玲展開催
2025-05-01 13:37:22

没後40年 鴨居玲展「見えないものを描く」開催のお知らせ

鴨居玲展「見えないものを描く」開催



京都駅ビル内の美術館「えき」KYOTOで、没後40年を迎える鴨居玲の特別展が開催されます。本展では、彼の独自の視点で描かれた人物像や、自らが生涯にわたって探求してきた「見えないもの」を描く姿勢を辿ります。時代背景や彼の人生を知る上でも貴重な機会です。

鴨居玲とは?


1928年に金沢市で生まれた鴨居玲は、戦後日本を代表する画家として知られています。金沢美術工芸専門学校で宮本三郎に学び、様々な国を旅する中で彼独自の画風を確立しました。彼の作品には「おばあさん」や「酔っぱらい」といったモティーフが多く見られ、どれも彼の内面に触れるものとなっています。

展覧会の見どころ


展覧会では、鴨居玲の自画像の歴史、スペイン滞在時に描かれた「酔っぱらい」、帰国後の「女性像」など、彼の芸術の主要なモティーフに焦点を当てています。特に、自画像は彼自身の心の変遷を知るための重要な鍵となります。また、教会をテーマにした作品では、彼が抱いた信仰への問いが表れています。さらに、挿絵原画も展示され、彼の作品の多様性を堪能できます。

ギャラリートークについて


展覧会期間中の6月14日(土)には、専門家によるギャラリートークが開催されます。笠間日動美術館の副館長である長谷川智恵子氏が講師を務め、約45分間、鴨居玲の芸術について深く解説します。事前申し込みは不要ですが、美術館の入館券が必要ですので、ぜひお早めにご来場ください。混雑時には入館制限がかかることがあるため、余裕を持った訪問をお勧めします。

展示情報


  • - 会場: 美術館「えき」KYOTO(京都駅ビル内)
  • - 会期: 2025年5月30日(金)~7月6日(日)
  • - 開館時間: 10:00~19:30(入館締切は閉館30分前)
  • - 入館料: 一般1100円(前売900円)、高校・大学生900円(前売700円)、小・中学生500円(前売300円)
  • - 主催: 美術館「えき」KYOTO、京都新聞
  • - 問い合わせ: TEL075-352-1111(ジェイアール京都伊勢丹大代表)

美術館の公式ホームページやSNSで最新情報をチェックし、是非この機会に鴨居玲の魅力に触れてみてください。心の内面を描いた彼の作品は、現代においてもなお様々な感動を与えてくれることでしょう。また、特別なギャラリートークでの深淵な洞察を通じて、彼の作品をより深く理解する機会を逃さないでください。


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