高校生の未来を拓く！大型ロボット教材ボランティアを募集中

次世代エンジニアを育成する大型ロボット教材プロジェクト

次世代ロボットエンジニア支援機構（Scramble）は、「エンジニアが自らの手で次世代のエンジニアを育てる」という理念のもと、新たな活動をスタートしました。それは、高校生を対象とした大型ロボット教材の開発です。このプロジェクトは、高等学校の情報科や探求時間における課題解決型学習の道具として、大型ロボット教材を通じた教育を目的としています。

ショックな日本の科学技術教育の現状

従来のロボット開発教育は、高等専門学校や工業高校、工学系学部に限定されており、幅広い高校生が接する機会は多くありませんでした。しかし、米国や中国などの競争が激化する中で、日本が科学技術先進国であり続けるためには、もっと多くの学生たちが積極的に科学技術に関わる機会を持つ必要があります。この活動を通じて、次世代のエンジニアを育てていきたいと考えています。

ボランティア募集の背景

今回、Scrambleでは、ロボット教材の開発に参加してくださるボランティアエンジニアと、プロジェクトを運営するボランティアスタッフを募集しています。この新たな事業の立ち上げは、現役エンジニアたちが次世代のエンジニアを育てるための重要な役割と位置付けられています。エンジニア自身が後輩や若い世代への教育に関わることで、本格的な実践的学びが実現するのです。

大型ロボット教材の特長

申込者が取り組むことになるロボット教材は、生徒や教員が初めてロボット制作に挑戦する際でも扱いやすく設計されています。さらに、科学技術に対する興味を引き出すため、実際にエンジニア選手権に参加可能な教材を開発予定です。このように楽しみながら工学やものづくりを学べる環境を提供することで、教育の新しい形を目指しています。