新PPAサービス
2025-04-14 14:40:14

京セラとソーラーエッジが手がけるPPAサービスの新展開

京セラとソーラーエッジが目指す未来のエネルギー



京セラ株式会社とソーラーエッジテクノロジージャパン株式会社が協力し、産業向けに新たなPPA(Power Purchase Agreement)サービスを展開し、効率的で安全な太陽光発電ソリューションを提供しています。このサービスは、京セラによる長寿命な太陽光発電システムに、ソーラーエッジ製のパワーコンディショナとパワーオプティマイザを組み合わせることで、発電量の最大化を実現します。

PPAサービスの概要


新たにスタートするPPAサービスは、初期費用ゼロで太陽光発電システムを導入できる仕組みで、多くの企業にとって魅力的な選択肢となるでしょう。このサービスを利用することで、企業はより効率的かつ信頼性のあるエネルギー供給を受けることが可能となります。

発電量の向上


特に産業用の大規模な太陽光発電システムでは、パワーコンディショナが複数のモジュールを直列に接続しているため、一つのモジュールが影響を受けると全体の発電量が下がるというデメリットがあります。しかし、ソーラーエッジのパワーオプティマイザを使用することで、発電システムの効率が格段に向上します。これにより、万が一一部のモジュールが影や雪、汚れなどで性能が落ちても、他のモジュールは影響を受けることなく発電を続けることが可能です。

モニタリングとO&M効率化


 また、パワーオプティマイザの導入によって、2枚単位のモジュール管理が可能になり、これまで以上に詳しくモニタリングができるようになります。異常や故障が発生した際には、全体ではなく、問題のあるモジュールのみを迅速に特定し対処することができるため、運用効率も飛躍的に向上します。これによって、オペレーションとメンテナンスのコスト削減にも寄与します。

安全性の向上


また、京セラとソーラーエッジの共同開発によって、安全性も一段と強化されています。通常の太陽光発電システムでは高電圧がかかるため、消火活動中の感電リスクが懸念されますが、ソーラーエッジのパワーコンディショナは「SafeDC™」機能を搭載しています。この機能により、緊急時には電源を切り、ソーラーパネルからの電圧を家庭用電源よりも低い30V以下に制御することが可能です。これにより、万が一の際にも感電のリスクが大幅に減少し、安全な消火活動が支援されます。

未来のウェビナー


今後、2025年5月以降には、京セラとソーラーエッジが共同でウェビナーを開催する予定です。このウェビナーでは、新たに導入されるPPAサービスの事例や技術的な詳細、業界の動向について詳しく解説し、太陽光発電に興味のある企業や関係者に向けた情報提供が行われます。興味のある方は是非参加してください。

この連携により、京セラとソーラーエッジは、持続可能なエネルギーの未来に向けた一歩を踏み出しています。今後の展開にぜひご注目ください。


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