京都市に新たに誕生した「NIJINアカデミー」
京都市北区に位置する「NIJINアカデミー」は、不登校の子供たちに向けた新しい教育モデルの一ユニットとして、昨年11月に開校しました。これは、東京都本社の株式会社NIJINによって運営されているフリースクールで、学校に通うことが難しいお子さんたちに、安心して学ぶことができる環境を提供しています。教室長の山﨑尚子氏のリーダーシップのもと、子どもたちは自分のペースで学び続けられる機会が与えられています。
不登校の親子を支える存在
山﨑教室長は、自身の子どもの不登校や長年の塾講師としての経験から、不登校の子どもたちとその家族が抱える不安や孤独感を深く理解しています。彼女は「子どもたちが自分自身で選択できる居場所」を作り出すという思いで、NIJINアカデミーを設立しました。子どもたちが「学ぶことができる喜び」を味わい、自分らしくいられる場所を提供することを目的としています。
学び方の多様性を促進する取り組み
NIJINアカデミーでは、リアルとオンラインの両方で学べる「ハイブリッド通学」としての特徴を持っています。この新しい教育モデルでは、教室に通っている子どもたちは、安全で居心地の良い環境で様々な学びを体験できます。山﨑教室長によれば、ひとりひとりの「好き」を見つけ出し、それを育む「学び」を提供していくことが重要だとされています。
例えば、理科の授業では子どもたちが自ら手作りの天秤を使って物の重さを比べる実験を行ったり、水墨画に挑戦し、自分で彫った落款印を使ったりするなど、実際の体験を通じて学ぶことができます。
このように、NIJINアカデミーでは子どもたちが興味を持ち、自発的に学びに取り組むための活動を行っており、