京セラの新たな触覚技術「HAPTIVITY®」がミラーレスカメラに初搭載
京都の情熱を脈打たせる京セラが、最新技術を駆使した触覚伝達デバイス「HAPTIVITY®」を、シグマが新たに発売するフルサイズミラーレスカメラ「Sigma BF」に搭載したことを発表しました。これは「HAPTIVITY®」がカメラに組み込まれる初のケースとなり、触感の新たな可能性を切り開く一歩です。
HAPTIVITY®とは?
「HAPTIVITY®」は、京セラが独自に開発した技術で、圧電セラミック振動素子を使ってリアルな触感を伝えるものです。この技術はタッチパネルやディスプレイを指で押したときに発生する微細な振動を通じて、あらゆる操作に触感を与えます。これにより、より直観的で快適な操作性が実現します。
Sigma BFの操作性向上
シグマの「Sigma BF」は、HAPTIVITY®技術によって、ボタン操作の品質がぐっと向上しました。センター、オプション、再生の3つのボタンとダイヤルの操作には、HAPTIVITY®が採用されており、物理的な摩耗が起こらないため、常に安定した操作感を提供します。これにより、ユーザーは直感的に操作でき、気持ちよく撮影に集中することが可能となります。
HAPTIVITY®の特長
1.
優れた応答性: HAPTIVITY®は、押し込むとすぐに振動が発生するため、ストレスなくスムーズな操作が可能。
2.
リアルな触感再現: ボタンを押す際に2回の触感を感じられることで、従来の技術では味わえないリアルなボタンタッチを実現。
3.
誤操作防止: 触れるだけでなく、しっかり押し込むことで操作が行えるため、意図しない動作を防ぎます。特にモビリティや医療、産業機器での利用が期待されます。
4.
省スペース化とデザイン性: 小型・薄型のデザインにより、製品の省スペース化と設計の自由度がアップします。
触覚技術の未来
京セラはこの高機能触覚デバイスを車載用や民生用へと普及させ、次世代のヒューマンマシンインターフェースとしての発展を目指しています。HAPTIVITY®の搭載されたSigma BFは、その第一歩。触感を進化させた新しいカメラ体験を、ぜひこの機会に味わってみてください。
詳細情報については
京セラのサイトおよび
シグマのカメラ情報をご覧ください。