高校生の挑戦
2026-01-28 14:25:48

高校生が挑戦した鈴鹿サーキットのEVレースでの成長物語

高校生の挑戦!鈴鹿サーキットでのEVレース出走記



京都府亀岡市にある産学公連携拠点「オープンイノベーションセンター・亀岡(通称:OICK)」を利用して、京都府立南丹高等学校工学クラブの生徒たちが、2025年12月21日に鈴鹿サーキットで開催された「2025 Ene-1 SUZUKA Challenge」に出場しました。このレースは、様々な企業や専門学校が参加する中、生徒たちにとって大きな挑戦となりました。

開発に向けた取り組み



南丹工学クラブは普通科を持つ高校の部活動でありながら、電気自動車(EV)の開発に取り組んでいます。OICKを利用することで「高校の設備では作れない部品」の製作を実現し、難易度の高いレースに向けて着実に準備を進めました。OICK開設から間もない2023年5月には、そこの屋外試験場で試験走行をし、マシンの調整を行いました。OICKの技術員、中村氏の指導のもと、特に樹脂素材(FRP)の加工や電気回路設計など普段触れることのできない高度な技術を学びました。

本大会の難しさと取り組み



参加したこのEVレースは、パナソニック製の充電式電池「エネループ」を使用し、鈴鹿のフルコース(1周約5.8km)を3周走り、効率とスピードを競うものです。レースではエネルギー管理が特に難しく、完走するには高い技術が必要です。前年の2024年には参加したものの、苦戦を強いられましたが、2025年度には生徒たちが自らの成長を実感し、チーム力を駆使して挑戦し続けました。

トラブルと対応



レース本番では、1周目の1600m地点でマシンが停止するトラブルが発生しました。生徒たちはピットに戻り、自ら原因を突き止め、電池ボックスの接触不良を発見。応急処置を行い、再びコースへ送り出すことに成功しました。この緊急事態を乗り越えた経験は、彼らにとってエンジニアとして必要な対応力を育む貴重な機会となりました。

成果と感想



最終的に、南丹工学クラブのメンバーは2周目、3周目もトラブルなく走りきり、完走を果たしました。参加した生徒代表の藪君は、レースを通じて目標に向かって続けることの難しさと大切さを実感したと語ります。

また、顧問の榊原先生も、この体験を通じて生徒たちが社会で必要な力を身につけたことを強調しました。生徒たちが自らの手で問題を解決し、一つのマシンを完成させ、鈴鹿のフルコースを走り抜けた喜びは、深く彼らの心に刻まれました。

今後の展望



亀岡市は、OICKを「ものづくりの拠点」として活用することで、地域企業の技術革新を支援し、次代の人材育成に力を入れていく方針です。これからもOICKを通じて、将来の技術者を育てる取り組みが続けられることが期待されます。生徒たちの経験は、地域にとっても大きな財産となるでしょう。

株式会社OICKについての詳細は、亀岡市役所の公式ホームページをご覧ください。


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