『手紙茶寮「のこす。」』
2025-08-04 17:55:35

京都・祇園で味わう心豊かなひととき『手紙茶寮「のこす。」』

京都・祇園「手紙茶寮 「のこす。」」特別公開のご案内



2025年8月1日から17日まで、京都・祇園にある西来院にて、特別公開の『手紙茶寮「のこす。」』が開催されます。ここでは、和菓子「本蕨 抹茶」が提供され、来訪者が静かな時間を楽しむことができます。

手紙茶寮「のこす。」とは


このイベントは、夏のお盆という特別な時期に開催されます。この期間、訪れた方々は、日々の喧騒から離れ、涼やかな縁側で手紙を書くことで、心を整える時間を持つことができるのです。「手紙行」とは、仏教の写経や念仏行に類似する行為で、自身の想いや感謝を綴ることで、自分自身との対話を促す現代の修行とも言えます。

会場:西来院の魅力


会場の西来院は、歴史ある禅寺で、鎌倉時代の禅僧・蘭渓道隆によって創建されました。この度、令和の大改修を経て初めての夏季特別公開が行われ、住職は伝統文化を守りたいという思いから、多くの京都の老舗企業や若手文化人が協力して、このイベントが実現しました。

和菓子「本蕨 抹茶」の紹介


手紙茶寮で提供される「本蕨 抹茶」は、鶴屋吉信が製造する和菓子で、夏の涼を感じさせる一品です。希少な本蕨粉を使用し、抹茶の風味が引き立てられており、ぷるぷるとした食感が楽しめます。暑い夏の中で、爽やかな挽茶の香りや甘みが、訪れる人々の心を癒してくれます。

特別な体験の内容


手紙を綴った後は、特別に用意された「峨眉乗雲」という清水焼の器に盛り付けられた「本蕨 抹茶」と、祇園辻利の冷煎茶を味わうことができます。この体験を通じて、静かで美しい空間の中で、自分自身と向き合い、心に寄り添う特別な時間を過ごすことができるのです。また、売上の一部は西来院の文化財保護活動に寄付され、地域の伝統を次世代へつなげる役割も果たします。

手紙茶寮「のこす。」の詳細


  • - 開催日時: 2025年8月1日(金)〜 17日(日)10:00 - 17:00(8月8~10日は13:00まで)
  • - 場所: 西来院(〒605-0811 京都府京都市東山区小松町590)
  • - 拝観料: 大人500円 / 中高生300円 / 小学生以下は無料

クリエイターたちの想い


このイベントは、映像クリエイターの水澤慶司氏が主催するONEFILMが手掛けており、空間演出は伝統演出家・西井将哉氏が担当しています。彼らは、「伝統文化をより身近に」というテーマの下、手紙茶寮を通じた新しい文化体験を提供しています。

まとめ


京都・祇園にて開催される手紙茶寮「のこす。」は、心豊かなひとときを提供する特別な場です。手紙を書くという静かな行動を通じて、自分の心に寄り添い、和菓子を味わいながら大切な人との思い出をつづる時間をぜひ体験してみてはいかがでしょうか。伝統文化の豊かな空間で、自分自身の想いを込めた手紙を綴るというこのイベントは、参加者にとっても大切な思い出となることでしょう。


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