高性能レーザードライバ導入
2025-06-18 12:09:50

量子光学を支える高性能レーザードライバ「Qube」シリーズの取り扱い開始

高性能レーザードライバ「Qube」シリーズの特徴



株式会社光響は、イタリアのPPQ Sense社製のレーザードライバ「Qube」シリーズの取り扱いを開始しました。この製品は、量子光学や精密計測の领域で利用される高性能なレーザードライバで、特に狭線幅レーザーの安定動作を実現したことで注目を集めています。

PPQ Sense社とは



PPQ Sense社は、フィレンツェに位置するイタリアの企業で、CNR(イタリア国立研究評議会)の研究成果を基に設立されました。レーザードライバや半導体レーザー、オプトメカニカル設計の専門家が集まり、高感度分光や量子センシングの分野においてさまざまな高性能製品を展開しています。主力製品には、C14(C14-SCAR)分光測定対応のレーザースペクトロメータや、最新技術を駆使したレーザードライバがあります。

Qubeシリーズの優れた特性



新たに取り扱いを開始した「Qube」シリーズには、QubeCLとQubeDLの2タイプがあります。これらの製品は、10 cm角のコンパクトな筐体に、超低ノイズかつ高安定な電流源や周波数安定化機構、モジュールの追加が可能な拡張性を備えています。その結果、量子光学や精密計測の高度なニーズに応える仕様となっています。

特に注目すべきは、同社が特許を取得した設計により、400 pA/√Hzという低電流ノイズスペクトル密度を実現している点です。これにより、電流ノイズによってレーザー発振のスペクトル幅が広がることを抑制し、狭い線幅と高い位相・周波数の安定性を実現しています。この技術は、分野の専門家にとって重要な要素となります。

お問い合わせ・取扱い情報



当社では「Qube」シリーズを中心に、PPQ Sense社の注目製品を紹介し、取扱いに関するご相談を承っております。製品の詳細やその他のラインナップについては、当社の公式ウェブサイトをご確認ください。


まとめ



PPQ Sense社の「Qube」シリーズは、レーザー技術の最新を体現している製品であり、精密な科学技術の進展を支える重要な役割を果たしています。これを機に、ぜひ高性能なレーザードライバの導入を検討してみてはいかがでしょうか。


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