第2回 京都クラフトアンドデザインコンペティション「TRADITION for TOMORROW」の開催
京都伝統産業ミュージアムが主催する第2回京都クラフトアンドデザインコンペティション「TRADITION for TOMORROW」が、2025年の夏に開催されることが決まりました。このイベントは、昨年の初回開催で大きな反響を呼んだ公募型コンペティションで、現代の生活に合った工芸品や製品を提案する場として注目されています。
コンペティションの目的
本コンペティションは、京都で受け継がれてきた伝統文化と、現代のライフスタイルを融合させた作品作りを目的としています。伝統産業の技術や素材を活かし、その魅力を最大限に引き出すことを目指しています。入選作品は、2026年2月から京都伝統産業ミュージアムにて展示され、来場者による一般投票や審査員による最終選考が行われます。
募集部門
イベントには、以下の2つの部門が用意されています:
- - 職人・作家部門:京都にゆかりのある伝統工芸の職人や作家。
- - 学生部門:全国の芸術系大学生や専門学校生、工芸系の教育機関に通う学生。このような多様な参加者からの作品が、一堂に会することとなります。
賞金と応募受付
コンペティションには多くの賞が用意されています。グランプリには100万円、学生部門賞には30万円が授与されます。また、オーディエンス賞なども設けられ、多様な優秀作品を評価します。応募受付は2025年8月18日から11月16日までで、参加者は事前に2025年7月1日に公開予定の応募要項を確認する必要があります。
展示と審査
選考を通過した作品は、2026年2月より展示される予定です。また、展示の場では作品の発信や販売・受注の機会も設けられ、製作者と来場者との交流が図られます。これにより、日本の伝統工芸の魅力を広く伝える助けとなるでしょう。
まとめ
第2回京都クラフトアンドデザインコンペティション「TRADITION for TOMORROW」は、現代のライフスタイルに見合った形で京都の伝統工芸やデザインを発信していくための重要なイベントです。参加することで、伝統と現代の架け橋になりうる作品を世の中に送り出すチャンスです。興味のある方は、ぜひ応募してみてください。
京都伝統産業ミュージアムに関する詳細や、コンペティションに関する問い合わせは、公式ページ(
こちら)をご覧ください。