光沢体や透明物体の検査を革新する「二軸位相シフト照明」
京都市上京区に本社を置くシーシーエス株式会社は、新たに「二軸位相シフト照明」を発表しました。この製品は、光沢のある物体や透明な対象物の欠陥検出という難題に対し、その高い性能を発揮します。
従来の課題を克服
従来の照明技術では、光沢や透明な物体の表面に反射や透過が発生し、物体の表面や形状の変化を正確にキャッチしきれませんでした。このため、欠陥の発見は容易ではありませんでした。そこで、シーシーエスが提案する新型照明「二軸位相シフト照明」は、全く新しい手法でこの課題を解決します。
二軸位相シフト照明のメカニズム
この照明は、縦と横の縞模様をそれぞれ4パターンずつ投影します。合計で8枚の画像が生成され、その画像データは「位相シフト法」により処理されます。この手法によって、高精度な欠陥検出が可能となります。縞パターンは検査速度に応じて迅速に切り替えることができ、さまざまな検査条件にも柔軟に対応します。
幅広い適用性
ユーザーは、欠陥の内容や検査対象の大きさに応じて、縞模様の幅や数を調整することができます。また、エリアカメラだけでなく、ラインスキャンカメラを使った検査にも適応可能です。これにより、様々な業界での利用が期待されます。
発光面のカスタマイズ
「二軸位相シフト照明」では、発光面のサイズを11種類から選択できるため、特定の検査場面での効率を最大限に引き出します。たとえば、903 × 122 mmのサイズや、455 × 234 mmのサイズの発光面パネルが用意されています。
シーシーエスの技術的背景
シーシーエスは1993年に設立以来、検査用LED照明のリーディングカンパニーとして成長してきました。新しい製品開発と共に、業界のニーズに応じた「ライティングソリューション」を提供することで、顧客の検査精度を向上させるための取り組みを続けています。
近年では、カメラメーカーやソフトウェアベンダーとの連携を強化し、顧客が直面する新たな課題に対して多面的な解決策を提案しています。これにより、シーシーエスは業界全体の水準を引き上げる貢献を果たしています。
まとめ
「二軸位相シフト照明」は、光沢体や透明体という難しい対象物の検査を劇的に改善する技術として、今後さまざまな分野における欠陥検出の基準を新たに打ち立てることでしょう。シーシーエスの詳細については、公式サイトをチェックしてみてください。
シーシーエス公式サイト