昆布と米の融合!新たなスイーツ誕生
大阪・船場にて、伝統的な味わいを持つ昆布の老舗「神宗」と洋菓子ブランド「五感」が手を組み、新たなスイーツを生み出しました。その名も「こぶしゃり」。2025年4月に発売予定のこのクッキーは、驚くほどユニークな和洋折衷の味わいを楽しめる一品です。
コラボ商品の背景
1781年に創業した「神宗」は、昆布を使った佃煮で名を馳せ、長い歴史を持つ老舗です。一方、「五感」は大阪・北浜に拠点を置き、国産素材に特化した洋菓子をジャンルを超えて提供してきました。両者の技術と知恵が結集した「こぶしゃり」は、単なるお菓子を超えた、文化的な価値を持つ製品とも言えます。
こぶしゃりの魅力
「こぶしゃり」は、北海道産の天然利尻昆布を使用した昆布だし醤油と、国産米から作られたお米のパフに黒ごまを加えたチュイールクッキーです。パティシエたちが技術を駆使し、風味豊かな和風のお菓子に仕上げました。
販売価格は個別に税込87円、10枚入りが972円、20枚入りが1,944円となっており、手軽に楽しめるプライス設定となっています。特徴的なのは、しっかりと感じられる昆布の旨味と、サクサクの食感。まさに、和と洋の調和が見事に実現されたスイーツです。
大阪の食文化に根ざす昆布と米
大阪は「天下の台所」として、江戸時代から全国の上質な素材が集まる場所として名が知られています。特に、昆布は西まわり航路によって北海道から大量に運ばれるようになり、出汁昆布や佃煮といった加工品としての文化が根付いてきました。また、お米も江戸時代から大坂・堂島で米市場が発展し、先物取引の起源と言われています。
このような背景を持つ「昆布」と「米」は、大阪の歴史と文化の中で重要な位置を占めています。それを踏まえて、今回の「こぶしゃり」は、既存の洋菓子の枠を超えたスイーツで、大阪ならではの素材を最大限に活かしています。
販売情報とイベント
「こぶしゃり」は、2025年4月1日より販売が開始され、「五感」の各店舗で購入可能です。具体的には、北浜本館や高島屋の各店舗に加え、地下情報マーケットや体験型イベントでも展開される予定です。特に、2025年4月13日からの「大阪・関西万博」でも販売が決定しています。これを機に、多くの方々にこの新たな和洋折衷のスイーツを楽しんでいただければと思います。
スイーツ好きの方も、珍しい味わいを求める方も、ぜひ「こぶしゃり」をご賞味あれ!新たな味の冒険が、あなたを待っています。