飲むウェルビーイング、静岡抹茶が心の健康をサポート
静岡県浜松市に本社を置くファンピッキング株式会社が新たに開発した「Shizuoka Matcha Therapy」は、メンタルセルフケアを目的としたサービスです。逆境に立ち向かう現代人に向けて、AI技術を駆使した個別カウンセリングを提供し、高品質な静岡抹茶を通じて心の健康を支援します。この斬新なサービスが、2025年7月2日から4日まで京都で開催される「IVS2025」に出展することになりました。
サービスの特徴
「Shizuoka Matcha Therapy」は、テアニンを豊富に含む静岡産の上質な抹茶を用いることにより、現代のストレス社会において重要なメンタルヘルスをサポートすることを目的としています。特に注目されているのは、AIが提供する「Tea Counselor AOI's ROOM」機能で、ユーザーの状態に応じて最適な抹茶の飲み方やケア方法を提案します。さらにこの機能は、ユーザーが抱える様々なお茶に関する悩みに対してもアドバイスを行います。
このサービスの誕生には、創業者自身の不眠や心の問題への悩みが関係しています。抹茶のリラックス効果を身をもって実感したことから、メンタルセルフケアの新たな選択肢を提供することを決意したのです。高齢化が進む静岡の茶農家や、生産量の減少という問題も考慮しつつ、このサービスを通じて地域産業の活性化を図ることを目指しています。
社会的意義
このサービスが目指すのは、(1)メンタルヘルスの支援、(2)地域の茶産業の活性化、(3)日本文化の世界への発信、という三つの大きな価値です。特に「飲むウェルビーイング」という新しいコンセプトを通じて、心と体に寄り添った新たなライフスタイルを提案します。
IVS2025に向けた取り組み
出展概要
「Shizuoka Matcha Therapy」は、IVS2025のスタートアップマーケットでの出展が決定しています。展示ブースでは、抹茶の販売は行っていないものの、静岡県の遠州地区から供給されるプレミアムなお茶「五凛茶 GO-RIN-CHA」を活用してデモを行います。この「五凛茶 GO-RIN-CHA」は、抹茶の製造において極めて高い品質が求められるため、特に選りすぐられた一品となります。また、静岡県湖西市の本興寺でご祈願された特別版の茶も用意され、徳川将軍家の葵の紋が印字された特別なラベルが特徴です。
さらに、出展日にブースに訪れた先着100名様には、特製のオリジナルステッカーのプレゼントも用意されています。
未来への展望
「Shizuoka Matcha Therapy」は、2025年秋頃の販売開始を目指しており、特にカリフォルニアなどの米国市場への進出を計画しています。値打ちのある抹茶として海外でも需要に応えるために、確固たる地位を築くことを目指します。国内向けの販売開始情報については、専用のメールフォームから情報を登録することで受け取ることができる仕組みを用意しています。
まとめ
心の健康をサポートする「Shizuoka Matcha Therapy」は、抹茶という日本の伝統的な飲み物を通じて、新たなメンタルセルフケアの選択肢を提供します。地域産業を支え、国際的にその価値を広めるために、参加者一人一人の健康と幸せへ寄与するモダンなサービスとして注目されています。