2025年11月、京都に新たなホテルサービスが誕生
株式会社JHATが運営する「hotel MONday Group」は、2025年11月より「多様な価値観に寄り添う滞在環境」を実現するため、ムスリムフレンドリー対応サービスを本格的に導入します。これはハラール認証を受けたホテルとしての位置づけではなく、より幅広い文化や信仰に配慮したサービスの提供を目指すものです。
 増加するムスリムツーリズム市場の背景
世界では約20億人がイスラム教徒であり、ムスリムツーリズム市場の成長が著しいことがわかります。2024年には、1億7,600万人ものムスリム旅行者が存在する見込みで、2030年までには2億4,500万人に達すると予測されています。日本でも訪日ムスリム旅行者の数は年々増え、特に2025年には外客数が3,000万人を突破する見込みです。
そのため、JHATは多様な文化・信仰を尊重した滞在環境を整備し、サービスの向上やブランド価値を強化することを目指しています。
 提供するサービス内容
ムスリムのお客様が安心して滞在できるよう、以下の無料レンタルアイテムを提供します。
- - 礼拝セット:礼拝マットやキブラコンパスなど、礼拝に必要なアイテムを全施設で展開。
- - ハラール専用調理器具セット:ハラール食材に適した調理器具を、MONday Apart施設で用意。
これらのアイテムはフロントで申請することで、誰でも無料で利用可能です。
 GRAND MONday 銀座、掲載決定!
また、京都の「GRAND MONday 銀座」は、東京観光財団が発行する「ムスリム旅行者ガイド2026-2027」に掲載されることが決まりました。このガイドはムスリム旅行者が快適に東京を観光できる情報が集約されており、飲食店や宿泊施設、礼拝施設などが紹介される予定です。日本語、英語、アラビア語の三言語で発行され、空港や観光案内所で無料で配布されます。
この掲載によって、当社の施設がムスリムフレンドリーへの信頼性を高めることが期待されます。
 新ホテル「Premium hotel MONday 舞浜ビューⅠ」の開業
さらに、2025年12月5日には、グループ30施設目となる「Premium hotel MONday 舞浜ビューⅠ」が新たに開業します。この開業を記念し、ペア宿泊券のプレゼントキャンペーンを実施します。応募は公式SNSをフォローすることで行えます。
 京都における多文化共生の未来
「hotel MONday Group」は、東京の23施設、京都の5施設、そして大阪の1施設を展開し、旅行者に便利で快適な滞在を提供しています。特に「MONday Apart」は長期滞在に最適な施設として、多くの観光客から愛されています。自炊可能なキッチンや長期滞在者向けの設備を完備し、ゲストのニーズに応じたサービスを展開しています。
また、JHATは旅行者のニーズに応える柔軟で高品質なサービスを提供し、環境への配慮や多文化対応を優先しております。旅行業界の進展を促すため、日本の観光市場に対応した宿泊施設の整備を進め、より多くのゲストに心からの満足を提供していく方針です。
2025年の訪日外国人旅行者数は4,000万人を超える見通しであり、柔軟な戦略で成長機会をものにしていきたいと考えています。多様な宿泊スタイルを通じて、国内観光業のさらなる発展を目指してまいります。
 
 
 
 
 
 
