竹久夢二の魅力
2025-12-25 15:53:51

竹久夢二の魅力を再発見!モダン都市生活と川西英コレクション展のご案内

竹久夢二の魅力を再発見!



2026年3月28日から6月21日まで、京都国立近代美術館では「モダン都市生活と竹久夢二―川西英コレクション」が開催されます。この展覧会では、近代日本美術の巨匠・竹久夢二の魅力が、都市生活やモダンな景観とともに紹介されます。

竹久夢二は、2024年に生誕140年、没後90年を迎え、その評価は今や揺るぎないものです。大正・昭和期には、多くの少年少女や美術愛好者にとってのアイコンであり、彼のデザインやイラストは身近な存在になっていました。夢二が生前に手掛けた絵葉書や封筒、風呂敷といった直筆の作品群が、彼の親しみやすさを語っています。

今回の展示は、創作版画家の川西英が夢二に心酔し、彼の作品を多数収集したコレクションをもとに構成されています。川西英が収集した版画の中でも、夢二の作品はその3分の1以上を占めており、彼の影響がいかに深かったかを示しています。

展覧会では、竹久夢二が描いた「港屋絵草紙店」や「セノオ楽譜」など、数多くの名作が出品されます。これらの作品からは、夢二が描いた大正期の豊かな生活や風俗が感じられ、さらには夢二に影響を受けた昭和期の画家たちによる作品も展示され、都市生活の活気や遊び心が表現されるでしょう。

主な出品作品一覧


  • - 竹久夢二 《港屋絵草紙店》 1914年
  • - 竹久夢二 《セノオ楽譜 No.44 蘭燈》 1917年
  • - 竹久夢二 《セノオ楽譜 No.157 庭の千草》 1920年
  • - 竹久夢二 《セノオ楽譜 No.164 喇叭を皆響せよ 喜歌劇 小公子》 1920年
  • - 竹久夢二 《ポリドール・レコード 5月新譜(ポスター)》 1930年
  • - 川西英 《サーカス(曲馬)》 1928年

この展覧会は、京都国立近代美術館を舞台に、竹久夢二のアートとその影響を受けた昭和の画家たちの作品を一挙に堪能できる貴重な機会です。

開催概要


  • - 展覧会名: モダン都市生活と竹久夢二―川西英コレクション
  • - 会期: 2026年3月28日(土)~6月21日(日)
  • - 会場: 京都国立近代美術館 (京都市左京区岡崎円勝寺町)
  • - 開館時間: 午前10時~午後6時(金曜日は午後8時まで)
  • - 休館日: 月曜日 (ただし5月4日は開館)
  • - 観覧料: 一般1,800(前売1,600)円、大学生1,100(前売900)円。高校生以下は無料

入館時に身分証明書を提示することで、特定の条件に該当する方は無料で入館できるサービスも実施中です。前売券は、オンラインでの購入も可能ですので、ぜひこの機会をお見逃しなく!

この展覧会を通じて、竹久夢二のアートに浸りながら、その時代の都市生活に触れる特別な体験をぜひお楽しみください。


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