学生生活の実態
2025-03-07 12:01:19

ひとり暮らし学生724人の実態調査から見る新たな消費スタイル

京都におけるひとり暮らし学生の実態調査



株式会社学生情報センターが実施した調査によると、京都でひとり暮らしをする724名の学生が、生活スタイルやお金の使い道についての意識を持っていることが明らかになりました。この調査は、学生マンションに住む学生を対象とし、様々な分野にわたる質問が行われました。調査期間は2025年2月で、回答者の内訳は大学生617名、専門学校生83名です。

キャンパスライフのトレンド



ボランティア活動の増加
調査によると、ボランティア系のサークルへの参加者が昨年の6.6%から9.3%へと大きく増加しました。これは、社会貢献への関心が高まっていることを示しています。

友人関係の変化
リアルな友人が圧倒的に多い中、ネットでの友人(ネッ友)も一定数存在しています。調査結果によると、約80%の学生がリアルの友人が多いと答えている一方で、約6%はネッ友が多いと回答しました。

居住生活に関する実態



SNSの利用傾向
どのSNSを利用しているかについては、1位が「Instagram」で77.3%の学生が使用しています。また、LINEの使用率は66.2%から59.0%へと減少し、YouTubeが2位に上昇しました。これは、視聴スタイルの変化を示唆しています。

食生活の現状
昼食の選択肢では37.7%の学生が学食を利用しており、夕食では自炊が2.5%増加し、食事付きマンションの利用も増えていることがわかりました。これにより、学生たちの食生活において非常に計画的な態度が見られます。

健康管理について
病気になった際、自力で解決しようとする学生も多く、病院に行くと答えたのは28%でした。

金銭感覚の変化



お金の使い方のトレンド
調査結果では、今年の2位が「推し活」に位置づけされるなど、学生の消費行動に変化が見られました。つまり、従来の外食や交際費に加えて、趣味や応援にお金をかける傾向が強まっていることが伺えます。どのようにお金を使うかが、学生たちにとって新たなライフスタイルの一環となっています。

貯金は少数派
全体の中で貯金をしていない学生が最も多く、逆に4万円以上の貯金をしている学生も増加しています。こうしたデータは、子供時代から持っている金銭感覚は、大学生にとっても重要なテーマであることを示しています。

キャリア意識の醸成



ひとり暮らしの学生たちは、今後のキャリアについても意識を高めており、13.5%が社長を経験したいと考えています。また、自分のためになる仕事を重視する意見も多く寄せられました。親や友人に相談する傾向もあり、身近な人とのコミュニケーションが重要な役割を担っていることがわかりました。

まとめ



この調査を通じて、学生たちの生活が多様化し、新しい価値観が生まれていることが浮き彫りになりました。これからの社会において、柔軟でクリエイティブな考え方がますます求められることでしょう。様々な調査データから、学生生活のリアルな姿を理解し、今後の支援や政策の参考にしていきたいものです。


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