新たな風を吹き込む!
2025年7月1日より、箱根と京都に位置する「HOTEL THE MITSUI」に新総支配人が就任することが発表されました。
箱根・小涌谷に新しく設立されるホテルの初代総支配人に就任するのは、現在「HOTEL THE MITSUI KYOTO」での運営を担当している楠井学(くすい まなぶ)氏です。楠井氏は、地元の文化を大切にしながら、ホテルの立ち上げにおいて重要な役割を果たすことが期待されています。彼は、HOTEL THE MITSUIブランドの統括総支配人としても、引き続き京都の運営にも携わります。
一方、新たにHOTEL THE MITSUI KYOTOの総支配人に任命されたのは、加勢田愉士(かせだ よしひと)氏です。ヒルトン、コンラッド東京、マンダリンオリエンタル東京、そしてロンドンのクラリッジズといった世界的なラグジュアリーホテルでの豊富な経験を持つ加勢田氏が、HOTEL THE MITSUI KYOTOに新しい息吹をもたらすことでしょう。彼のリーダーシップとマネジメントの力が、地元の魅力を最大限に引き出すことが期待されています。
この二人のリーダーの下、HOTEL THE MITSUIブランドは「日本の美しさと-EMBRACING JAPAN'S BEAUTY-」というコンセプトを強調し、地域文化や自然と調和した独特の体験を提供していくとしています。その背景にあるのは、旅行者に対して真のくつろぎを提供し、特別な時間をお届けしようとする強い思いです。
楠井 学のプロフィール
楠井氏は1973年生まれ。1994年にパークハイアット東京に入社後、海外での経験を豊富に積んできました。ハイアット・リージェンシー・サイパンやグランドハイアット香港、さらにマンダリンオリエンタル香港などでの経験を経て帰国。ザ・リッツ・カールトン東京やフォーシーズンズホテル丸の内東京、マンダリンオリエンタル東京での要職を歴任し、2018年からHOTEL THE MITSUI KYOTOの総支配人として活躍してきました。
「HOTEL THE MITSUIの統括総支配人として、そして箱根の初代総支配人として新たな挑戦に向かうことができることに大変光栄を感じています。加勢田総支配人と共に両ホテルの魅力をさらに深めていきたい」と楠井氏は語ります。
加勢田 愉士のプロフィール
加勢田氏は1980年生まれで、2004年にヒルトン東京ベイでキャリアをスタート。その後、ヒルトンセブリゾート&スパでの海外勤務やコンラッド東京での経験を経て、マンダリンオリエンタル東京で宿泊部長を務めました。彼の経歴は、特にラグジュアリーホテルでの豊富な現場経験に裏打ちされています。
「HOTEL THE MITSUI KYOTOの総支配人として任命されたことを大変光栄に思っています」と語る加勢田氏。「ここで築かれた独自の魅力を引き継ぎつつ、京都の地に根ざし、皆様に愛されるホテルを目指していきます」と意気込みを示しました。
ブランドの展開と未来
HOTEL THE MITSUIは2020年11月にHOTEL THE MITSUI KYOTOを開業し、その後も「日本の美しさと-EMBRACING JAPAN’S BEAUTY-」をテーマに、伝統文化や建築、食など、日本独自の美しさを重視してきました。2026年には箱根・小涌谷に新しいホテルがオープンし、共通の理念のもとに、自然環境や豊かな温泉を最大限に活かした新たなエクスペリエンスが提供される予定です。
今後も一層の進化を遂げるHOTEL THE MITSUIに期待し、その魅力を多くの人に届けていくことでしょう。