TakumiVisionが描く社会インフラの未来
京都を拠点とする画像AIスタートアップ、TakumiVision株式会社(代表取締役:片桐 一樹)は、鉄道や交通といった社会インフラの安全性を高めるための革新的な技術を開発しています。AI技術を駆使することで、これまでの課題を解決し、より安全な社会を実現することを目指しています。
社会インフラ分野の課題
近年、鉄道や交通などのインフラにおいては、AIやデータの活用が進む一方で、監視カメラの数が増加しているにもかかわらず、それを人間が全て監視することができない、という実情があります。このため、人手による調査の負担が増大し、データ活用が不十分な現状も指摘されています。TakumiVisionは、こうした課題に対し、カメラ映像をAIで解析する技術を提供することで解決策を提示しています。
軽量AIアルゴリズムの特長
同社の強みは、エッジコンピュータ上で動作する軽量なAIアルゴリズムです。一般的なAIシステムではクラウド処理が必要ですが、社会インフラの現場では通信制約やコスト、リアルタイム処理が求められるため、エッジAIの必要性が強まります。TakumiVisionは独自のアルゴリズムを開発し、低スペック環境であっても高精度な検知を実現しています。それに加え、特許技術による画像鮮明化アルゴリズムも所有しており、荒れた環境下でも検知精度を向上させることができます。
鉄道安全監視AIの取り組み
TakumiVisionはIT企業と連携し、鉄道踏切の安全を確保するAIシステムを共同開発しました。このシステムでは、踏切内に滞留した人物や障害物をAIがリアルタイムで検知し、運転指令所に通知する仕組みを構築。骨格推定技術を用いて人物の姿勢や状態を判断し、低スペック環境でもリアルタイム処理ができるアルゴリズムを利用しています。
交通量調査AIの導入事例
また、ハイテクインター株式会社との提携により、AIを使用した交通量計測システムも開発しています。カメラ映像をAIが解析し、車両を自動で識別・カウントし、上り下り別、時間帯別に交通量のデータを収集可能にしました。広島県での実証実験では、昼夜を問わず97%以上の検知精度を達成し、従来の方法に比べて大幅に効率化が図られています。
多様な活用分野
TakumiVisionの技術は、鉄道や交通に留まらず、都市データ解析、混雑可視化など多様な分野での活用が期待されています。カメラ映像をデータ化し、安全対策や都市政策の基盤を強化することを目的としています。
未来に向けた展望
今後、TakumiVisionは鉄道や地方自治体、都市インフラ分野でのAI利活用を拡大し、安全性の向上とデータ活用の高度化を進めます。エッジAI技術を駆使したリアルタイム映像解析ソリューションの開発も進め、スマートシティの実現に寄与していく予定です。開発や導入については無料で相談を承っているので、興味のある方はぜひ公式サイトから問い合わせてみてください。
会社概要
- - 会社名: TakumiVision株式会社
- - 所在地: 京都府京都市下京区夷之町686-3 コタニビル3階
- - 設立: 2022年11月
- - 事業内容: 画像認識AIシステムの開発
- - 公式ウェブサイト: TakumiVision公式サイト