大学の枠を越える知恵の交流「ふれデミックカフェ」
京都リサーチパーク(KRP)が主催する「ふれデミックカフェ」は、研究者と参加者が直接対話を楽しむことができるサイエンスカフェです。2020年からスタートし、累計100回以上の開催を誇り、このたび特別版として大学を超えたクロストーク企画「つなぐ、のこす、ひらく―デジタルアーカイブが生む新たな価値」が実施されます。
開催概要
この特別なイベントは、2025年10月6日(月)の16:30から18:00に京都リサーチパークGOCONCで行われます。参加はオンラインでも可能で、Zoomを通じて自宅から気軽に参加できます。
スケジュール
- 講師:京都府立大学の東 昇教授
- テーマ:「古文書とデジタル技術・生成AI-地域史を活かす新たな研究と社会実装」
- 講師:同志社大学の大井 将生准教授
- テーマ:「デジタルアーカイブがつなぐ文化情報と教育の過去・現在・未来」
- - 17:30~18:00 ディスカッション・クロストーク
その後、現地参加者に限り名刺交換会が実施される予定です。この機会は、講師と直接交流する貴重なチャンスです。
講師陣の紹介
東 昇教授(京都府立大学 文学部歴史学科)
地域史を探求する東教授は、古文書のデータ化に取り組む専門家。舞鶴市との連携を通じて地域の歴史資源を活かした研究を行っています。生成AIを利用した新たな自治体史の可能性にも積極的にアプローチしています。
大井 将生准教授(同志社大学 文化情報学部)
冒険心を持つ大井准教授は、文化情報の保存と伝承に情熱を注いでいます。彼は、デジタルアーカイブの有用性を教育現場に結びつけ、具体的な実践例を紹介することで、参加者に多様な視点を提供します。
ファシリテーターの紹介
本田 隆行氏は科学コミュニケーターとして、様々な媒体で科学の魅力を発信しています。彼の役割は、参加者が安心して質疑応答できる環境を提供し、活発なダイアログを促進します。
参加のメリット
このイベントは、大学における共同研究やデジタルアーカイブに興味を持つ方々には絶好の機会です。大学の枠を越えてさまざまなバックグラウンドを持った方々との出会いが期待でき、新しい発見や視点を得る場ともなります。参加費は無料で、カフェのようなアットホームな雰囲気の中で、気軽に意見交換や疑問の解決に向けた対話を楽しみましょう。
お申し込み
参加希望の方は、
こちらのリンクからお申し込みください。オンラインでの参加も可能ですので、日時が合う方はぜひご参加ください。
最後に
「ふれデミックカフェ」は、科学技術の進展と社会のニーズを結びつける貴重なプラットフォームです。今後も多くの皆さまに参加していただき、共に学び、共に語り合う場として充実させていくことを目指します。是非、ご期待ください!