暮らしの新提案
2025-11-01 16:57:17

新たな暮らしの形を提案する京都の「SE105」モデルハウスが誕生

新たな暮らしの形を提案する京都の「SE105」モデルハウスが誕生



敷島住宅株式会社がこの度、関西初となる新しい住宅構造「SE105」を採用した京都桃山養斉モデルハウスを2023年11月1日(土)にオープンしました。これは、同社が今後の住宅スタイルの基準となるモデルを構築する一歩として位置づけられています。

SE構法の新たな挑戦



SE構法は、強固な構造躯体と厳密な構造計算を基にした木造建築技術です。この技術は、広い間取りや大きな開口部を実現しつつ、高い耐震性能を確保することが特徴です。従来のSE構法では120mm角の構造材を使用していましたが、新たに導入された「SE105」では105mm角という薄型材が採用されています。この新しい方式は、2025年4月から施行される建築基準法の改正に対応したもので、厳格化された構造計算の要件をクリアしながらも、設計の自由度を維持することが可能です。

敷島住宅は、この「SE105」を元に京都桃山養斉モデルハウスを建設。今後、同社の注文住宅ブランド「RECOCOON」においてもスタンダードな仕様として採用される予定です。

自然を活かした快適な住まい



パッシブデザインとは、太陽の熱や光、風を最大限に活かし、快適な室内環境を作る設計手法です。敷島住宅は、滋賀県立大学と共に地域ごとの気候や文化に合ったパッシブデザインハウスの研究を進めてきました。

新しいモデルハウスは、名古屋の『パッシブデザインカムホーム』の一級建築士、木村真二氏の監修のもと、これまでの実績を踏まえて設計されています。

宿泊してわかる快適性



“住まいは一生に一度の大きな買い物だから、実際に体験してほしい”という想いから、敷島住宅は1泊2日で宿泊できる「まちなかモデルハウス」を運営しています。新たに誕生した京都桃山養斉モデルハウスでは、HEAT20 G2基準を上回る高い断熱性能を誇ります。

大きな吹き抜けを持つリビング、ガレージ、畳コーナー、ダウンフロアのヌック、2つのバルコニーやルーフバルコニーなど、こだわりの設計が随所に散りばめられています。家族で泊まることで、単なる見学会では味わえない、住まいの心地よさと暮らしやすさを実際に感じることができる貴重な機会となるでしょう。

宿泊体験には条件がありますが、自然の力を最大限に活かしたこのモデルハウスでの滞在が、皆様に新たな住まいの価値を提供することを目指しています。


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