企業の垣根を超えた共創の場「ゆるっとアライ交流会」
2026年2月26日、東京都千代田区の出光興産で、企業や団体の垣根を越えた交流イベント「ゆるっとアライ交流会」が開催されました。主催は、大丸有SDGs ACT5実行委員会で、株式会社ファミリーマートをはじめとする多様な企業が参加しました。このイベントでは、多様性と包摂を推進するための具体的な取り組みが共有され、参加者同士のリアルな対話が行われました。
考えを共有するトークセッション
トークセッションでは、ファミリーマートのソーシャルグッド推進グループから前田結実子氏が参加しました。彼女は、ドラァグクイーンのドリアン・ロロブリジーダ氏や他の企業の代表と共に、組織内で直面する課題や先進的な取り組みについて語り合いました。ファミリーマートからは、以下のような活動が紹介されました。
1. サステナブルなコンビニの実践
ファミリーマートは、顧客や従業員の「楽しそう」という感情を大切にし、お互いが共同して参加できる仕掛けを重視しています。義務感に基づいた活動ではなく、みんなが自ら関与したいと思えるような環境作りを目指しています。
2. 自発的な理解の促進
毎年6月には「レインボーアクション」を実施し、約1,500名のALLY表明者が存在します。また、「FAMIMALLY」の活動を通じて、定例会の開催や情報の発信により、組織内の横のつながりを築き、心理的安全性の高い職場作りに挑んでいます。
3. 社会啓発活動の実施
ファミリーマートは、5年連続でレインボーカラーの商品展開を行い、その売上の一部を多様性を支援するために寄付しています。このような取り組みにより、「お買い物が誰かの助けになる」という理念を広げ、共感を生む活動が進められています。
トークセッションでは、「ALLYであることは日常の選択の積み重ねであり、一人で抱えず、つながりを大切にすることが重要」というメッセージが参加者と共感を呼び、会場には温かい拍手が響きました。
リラックスした雰囲気の交流会
後半では、参加者同士が軽食を囲み、リラックスした雰囲気の中で交流が深まりました。その中で、LGBTQに関連するクイズ大会が行われ、企業のメンバーが混成チームを作って知恵を出し合い、盛り上がりを見せました。さらに、ドリアン・ロロブリジーダ氏によるサプライズの歌のパフォーマンスもあり、参加者一人一人に向けた力強いメッセージが送られました。
参加者の声
参加された方々からは、企業の関係者のリアルな声を聞けて有意義だったという意見や、ゲストの発言から勇気をもらった、またALLYとしての具体的な行動についてヒントを得たとの声が寄せられました。
未来へ向かうアライの輪
大丸有SDGs ACT5実行委員会の関係者は、「アライとしての思いや実践を率直に共有できる温かい対話が生まれたことを嬉しく思う」と述べ、今後も安心して対話できる場作りへの意気込みを示しました。
ファミリーマートも、企業間のつながりを大切にし、全員が自分らしくいられる社会の実現に向けて、地域のインフラとしての役割を果たすことを誓いました。新たなつながりを促しながら、これからも多様性を受け入れる社会作りに貢献していきます。