先日、京都府亀岡市役所に新たな会議用大型ディスプレイが寄贈されました。この寄贈は、亀岡市役所の職員で構成された一般社団法人ボンチプラスによるものです。ボンチプラスは、地域に根ざした活動を行い、収益を地域に還元することを目指しています。特に、コロナ禍を経た後の働き方の変化を受けて、オンライン会議が増えている現状において、効率的な情報共有の重要性が高まっています。
令和7年1月9日、ボンチプラスは65型の大型ディスプレイおよびディスプレイスタンドを亀岡市役所に寄贈しました。この取り組みの背景には、ただ単に物を提供するのではなく、現場で本当に必要なものを考える姿勢があります。オンライン会議が一般化する中で、全員が同じ情報を目にしながら議論を行うことの重要性が増しているため、このような寄贈に至ったとのことです。ディスプレイの導入により、会議の効率化はもちろん、職員の皆さんがより快適に工作できる環境が整備されることを期待されています。
一般社団法人ボンチプラスは、2023年2月に設立され、現在5名のメンバーが、地域の課題解決や経済活性化に貢献するため日々努力しています。公務員でありながら営利企業に従事することは制限されていますが、ボンチプラスは社会貢献を目的とし、市役所という立場を活かした活動を行っています。また、メンバーは本業で培ったスキルや前職の経験を用いて、マーケティングサポートや広告運用、クリエイティブ制作、SNS運用、調査業務など様々な事業にも取り組んでいます。
ボンチプラスの理念「地域で稼ぎ、地域に還元する」には、地域の人々がより良い生活をおくれるよう支援する意義が込められています。寄贈されたディスプレイは、その一環として公共の場で利用されることで、職員の働きやすい環境を整え、さらには市民のための質の高いサービスの提供へとつながることを願っています。
今後もボンチプラスは、地域社会への貢献を第一に考え、持続可能な活動を続けていくとともに、亀岡市の公務員としての倫理を遵守しながら様々なプロジェクトを展開していく予定です。地域の期待に応え、より多くの人々に愛される存在となることを目指しています。このたびの寄贈は、そんな彼らの取り組みの一裏面を示す素晴らしい例となるでしょう。