韓国で大ヒットを記録した小説『不便なコンビニ』シリーズの日本語版が、ローソンの書店併設型店舗で販売が開始されました。この作品は、寂れたコンビニを舞台に人々の絆や再生を描いた感動的なストーリーが特徴です。
『不便なコンビニ』は、韓国で発売されるや否や話題を呼び、累計170万部以上の販売を記録しました。この小説は、心に傷を抱える主人公たちが、互いに繋がりを深めていく様子を描いたオムニバス形式の作品で、特に「Kヒーリング小説」として人気を博しています。また、作品はウェブトゥーン化され、舞台化もされるなど、日本を含む世界中で多数のファンを魅了しています。
日本でも、2024年本屋大賞の翻訳小説部門で第3位に輝くなど、その注目度は増す一方です。2023年6月21日に発売された『不便なコンビニ』に続き、2025年2月27日には続編『不便なコンビニ2』の出版も控えており、この2作を「ローソン・スリーエフ」と「ローソン マチの本屋さん」の計25店舗で取り扱っています。
作品の舞台であるソウルの小さなコンビニ「ALWAYS」は、静かな街に佇む場所で、元教師のヨムさんとホームレスの男、独孤(トッコ)の出会いから物語が始まります。記憶を失った独孤は、ヨムさんに雇われ、少しずつ店や周りの人々と関わるようになり、さまざまな人間ドラマが繰り広げられます。コロナ前夜の厳しい時代を背景に、彼らがどうやって心の触れ合いを果たしていくのか、思わず感情移入してしまうキャラクターたちの物語は、多くの人に愛される理由の一つです。
続編『不便なコンビニ2』では、さらに深いストーリーが展開され、一層のキャラクターが成長していく様子が描かれています。ALWAYSの経営を託された新たなスタッフたちが、過去を背負い抱えながら、また新たな物語を紡ぎ出します。これらの作品は、私たちの日常に潜む小さな出会いや感動を再確認させてくれる名作です。
また、販売店舗には著者のキム・ホヨン氏からのオリジナルメッセージも掲載されており、訪れる人々を温かく迎えてくれることでしょう。近くの店舗でぜひ手に取って、心温まる物語に触れてみてください。心の癒しを求める方々にとって、素晴らしい作品となること間違いなしです。
販売店舗一覧
ローソン・スリーエフ
大磯国府店、綾瀬上土棚店、海老名杉久保店、厚木毛利台店、南橋本店、上溝番田店、相模原富士見町店、保土ヶ谷駅ビル店、鎌倉台店
ローソン マチの本屋さん
鴨居駅東店、狭山南入曽店、日立駅前店、向ヶ丘遊園南店、碧南相生町三丁目店、神戸ジェームス山店、江津敬川店、田子町店、石巻相野谷店、越前芝原店、岐南町伏屋五丁目店、立山町役場店、相武台前南口店、滑川森林公園駅前店、TXアベニュー守谷店、内子五十崎インター店
お近くの店舗に立ち寄った際は、ぜひこの感動の作品をご覧見逃しなく!