万博でおむつショー
2025-07-04 14:39:53

京都精華大学ファッションコースが万博でおしゃれなおむつを発表!

京都精華大学が大阪万博で新しいおむつの形を提案



2025年に開催される「EXPO 2025 大阪・関西万博」で、京都精華大学のデザイン学部ファッションコースが注目を集める取り組みを行いました。その名も『O-MU-TSU WORLD EXPO 未来のおむつコレクション』。4年生の学生たちがデザインを手掛け、ファッションショーでその作品が華やかに舞台に登場しました。

このイベントは、一般社団法人日本福祉医療ファッション協会が主催し、万博の一環として行われました。会場である大阪・夢洲では、おむつというテーマに基づき、年齢や体形、信仰など多様なバックグラウンドを持つ方々が参加し、楽しみながらおむつに親しめる企画が盛りだくさんでした。

おむつコレクションの魅力



おむつコレクションでは、従来の製品だけでなく、さまざまなメーカーや企業が関与し、デザイン性の高い31点のおむつがファッションショー形式で披露されました。この取り組みは、特に大人用おむつに新しい視点を加え、快適さとオシャレを両立させたアイテムとして提示されています。参加者は、機能性を維持しつつも「おしゃれ」を楽しむことができるという新しい選択肢を得ることができました。

ワコールとの革新



特筆すべきは、京都精華大学が株式会社ワコールとのコラボレーションによって実現した作品です。ワコールは、下着メーカーとしても知られていますが、その果たす役割はファッションの領域にとどまりません。今回のコラボでは、学生たちがワコールから提供された商品製造過程での余剰素材を活用し、持続可能なファッションを目指したデザインを形にしました。

イベントを通して、SDGs(持続可能な開発目標)に寄与するという観点から、通常は廃棄される材料を用いて新たなクリエイティブ作品を生み出しています。これにより、従来のおむつに対するネガティブなイメージを払拭し、誰もがオシャレにおむつを楽しめるような新たな価値が提供されています。

学生たちの情熱



イベントでは、初田真悟さんと安江心良さんの2名の4年生が参加し、自らのデザインを発表しました。彼らはそれぞれ「着る人」のためにデザインすることに情熱を注いでおり、社会に貢献できるファッションの在り方を追求しています。特に、彼らの作品は実用性だけでなく、ファッション性を兼ね備えている点が評価されています。

京都精華大学の使命



京都精華大学では、「着る人」のためのデザインを追求することを理念に掲げています。ファッションデザイン専攻では、服づくりの技術だけでなく、市場のニーズを分析するための知識やプロモーションの手法も学び、現実世界の問題解決に寄与するファッションのあり方を研究しています。

このように、京都精華大学は地元企業との連携を深め、実践的な教育を通じて学生たちの成長を促進しています。自身のデザインが万博という国際的な舞台で取り上げられることで、彼らの未来への道のりもまた広がっていくでしょう。今後の彼らの活動に大きな期待が寄せられています。


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