京都発のカームテクノロジー協会、muiボードが世界で高評価を獲得
2024年12月27日、mui Lab株式会社が発表したニュースは、カームテクノロジー界に新たな一歩を印象づけました。同社の「muiボード第2世代」が、ニューヨーク州に本部を置くCalm Tech Instituteから「Calm Tech Certified™」の認証を取得したのです。この認証は、革新的でありながらも人々の生活に調和するテクノロジーを追求する取り組みの証明として注目されます。
カームテクノロジーの必要性
現代の生活は、テクノロジーの普及により便利さが増す一方で、情報過多や注意の欠如といった課題も抱えています。Calm Tech Instituteは、アンバー・ケース著「カーム・テクノロジー 生活に溶け込む情報技術のデザイン」に基づき、人間性を尊重しながらテクノロジーを導入することの重要性を訴えています。この考え方は、特に忙しい現代人にこそ求められるものであり、テクノロジーが私たちの質の高い生活に貢献する方法を再定義します。
mui Labの役割
mui Labは、カームテクノロジーの推進においてリーダーシップを発揮。ユーザーの注意を尊重する「Calm Tech Certified™」認証を持つ企業として、2024年12月時点で世界に6社しか存在しない中、強い存在感を示しています。これは同社が単にテクノロジーを提供するのではなく、利用者の心に寄り添った製品づくりを目指している証でもあります。
カームテクノロジー協会の設立
加えて、2024年11月28日には「一般社団法人カームテクノロジー協会」が設立されました。この新たな協会は、京都を拠点にカームテクノロジーの普及活動に取り組み、さまざまなプロジェクトを通じて新たな価値を生み出していくことを目指します。特に、京都の伝統文化や工芸、建築デザインを取り入れたカームテクノロジーの実践が期待されています。
具体的な活動内容
協会は、認証制度の普及活動だけでなく、デモンストレーションやワークショップも行い、カームテクノロジーに基づく製品やサービスの開発を後押しします。また、特定の基準に従った評価を受けることで、製品の信頼性や優れたデザイン性をユーザーに保証します。これによって、消費者は安心して製品を選ぶことができるようになります。
未来を見据えて
未来のテクノロジーがどのように人々の生活に影響を与えるのか、mui Labはその回答を模索し続けています。「無為自然」という理念に基づき、テクノロジーが人々の暮らしに穏やかさをもたらすことを目指し、さらなる研究と開発に取り組んでいます。アンバー・ケース氏もこの動きに期待を寄せており、mui Labが提案する新しいテクノロジーの在り方が社会にとって大きな意味を持つことでしょう。
連絡先
一般社団法人カームテクノロジー協会
〒604-0966
京都府京都市中京区俵屋町295-1
メールアドレス:
[email protected]
詳細は
こちらからご覧いただけます。