WE ARE THE HOUSE
2025-12-18 12:47:32

向井山朋子の新作『WE ARE THE HOUSE:パフォーマンス』世界初演決定!

向井山朋子の新作パフォーマンスが京都から発進



京都芸術センターで2026年3月、向井山朋子の新作パフォーマンス『WE ARE THE HOUSE:パフォーマンス』が世界初演されることが決まりました。本作は、身体の自己決定権をテーマにしたもので、現代社会の重要な課題である中絶問題や#MeToo運動、クィア、家族、家父長制に関する深い探求が行われます。これにより、「私の身体は、私のもの」という問いを舞台芸術として再構築する試みとなっています。

国際共同制作で国内外に影響を与える



『WE ARE THE HOUSE:パフォーマンス』は、アートとアクティビズムを結びつける国際共同制作として実現しています。このプロジェクトには、オランダの「Nieuwe Instituut」と「Holland Festival」が協力しており、京都の初演が終わった後には、世界各地を巡回する予定です。これにより、京都から発信される国際的なクリエーションの重要性が際立ちます。

対話から生まれた舞台芸術



本作の基盤は、2025年5月に実施された『向井山朋子WE ARE THE HOUSE:サロン』という対話型プログラムにあります。このサロンでは、中絶問題やジェンダーについて、参加したアーティストや研究者と共に真剣に議論が交わされました。ここでの気づきや共有された視点が、新作パフォーマンスの創作に直接影響を与えています。参加者たちの問いや議論の蓄積が、この新たな舞台芸術を形成する根幹となっています。

表現の融合による新たな体験



『WE ARE THE HOUSE:パフォーマンス』は、対話、映像、レクチャー、ピアノ演奏、身体表現を組み合わせた作品として、観客に新たな体験を提供します。出演者には、向井山朋子に加え、オランダの俳優であり活動家であるユスト・ファン・ボメルが参加します。ユストは、中絶問題の改善に取り組む国際的な活動家レベッカ・ゴンバーツ役を演じます。

また、レクチャー部分は、山田由梨が中心となり、アートと社会運動がどのように交差するのかを観客に示すことが期待されています。さまざまなジャンルが融合した舞台は、既存の枠を超えた新しい形を目指します。

公演の詳細



公演は2026年3月21日(土)および3月22日(日)に京都芸術センターの講堂で行われます。公演は約60分の予定で、一般料金は4,000円、U30が3,500円、U18は2,000円となっています。

このプロジェクトがもたらす影響や意義は、アート界にとどまらず広く社会に波及する可能性があります。身体の自己決定権をテーマにした新たな舞台芸術を前に、私たち一人ひとりが何を考え、どのように行動するべきか、問い直されることになるでしょう。これは単なるエンターテインメントではなく、私たちの社会に対する重要なメッセージでもあります。新たな視点を得るために、ぜひとも劇場へ足を運んでみてください。


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