六角町で楽しむ「宇宙茶会」
2025年の夏、京都の街が祭り一色に染まる中、特異な体験が六角町で提供されます。それが「宇宙茶会」。このイベントは、伝統的な祇園祭を背景に、人気の漫画『宇宙兄弟』と箔工芸作家・裕人礫翔が織りなすコラボレーションによる特別茶会です。
宇宙を感じる空間
「宇宙茶会」が開催されるのは、文化サロンmononoma。この空間では、裕人礫翔が創り出した宇宙を表現する屏風が設置されます。金箔が放つ微光が暗闇の中で美しく輝き、まるで宇宙を漂う星々のような幻想的な風景を作り出します。参加者は、この特別な空間で、金箔の輝きと宇宙の深い暗闇の対比を体感しながら、お茶を楽しむことができます。
宇宙茶会詳細
本茶会は2025年7月15日、16日、22日、23日の4日間限定で、1日あたり5回、各回8名の少人数制で実施されます。参加費用は3,300円(税込)で、ウェルカムドリンクや薄茶の点前体験、宇宙をイメージしたオリジナル和菓子、そしてコラボ屏風前での記念撮影が含まれています。各回45分のプログラムで、参加者は静寂の中でお茶を楽しむことになります。
創造的な和菓子の世界
また、この茶会では、宇宙をテーマにしたオリジナル和菓子が提供されます。老舗和菓子店「御室和菓子 いと達」が特別に用意した和菓子は、星雲を思わせる色合いと、口に入れたときの心地よい味わいで、視覚と味覚の両方で宇宙を体感させてくれます。
講師陣と協力
本イベントは、茶道裏千家の茶人・宮本悠介の監修のもと、静けさを大切にした茶席が設けられます。和蝋燭のやわらかな灯りが、参加者の感覚を鋭敏にし、一服のお茶がまるで“銀河へ溶ける”ような体験へと導くでしょう。また、裕人礫翔は、その箔技法を駆使し宇宙を表現した新作の屏風を制作しており、アートと茶道が一体化した新たな形の体験が楽しめます。
申し込み方法
「宇宙茶会」の参加申し込みは、mononomaの公式ウェブサイトから行えます。定員に限りがあるため、早めのご予約をお勧めします。宇宙とお茶が織りなす夏の特別な物語を、ぜひこの機会に体験してみてください。
京都の六角町で、文化とアートが交わる特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。神秘的な宇宙の魅力が、待っています。