RUTILEAグループがAI事業を加速
「AIを簡単に。」を掲げる株式会社RUTILEA(京都府京都市)は、AIクラウド及びバーティカルAI事業に注力しています。その一環として、RUTILEAの100%子会社である株式会社AI福島(福島県双葉郡大熊町)は、2024年12月に日本政策金融公庫から10億円の資本性ローンを調達しました。この資金調達により、RUTILEAグループはさらなる成長を目指し、今後の取組を加速させていくKにします。
本資本性ローンは「挑戦支援資本強化特別貸付」として知られ、国の施策に基づく政策金融機関が新規事業に取り組むスタートアップ企業をサポートするプログラムの一部です。これにより、株式の希薄化を避けることができ、新たに10億円の資金を獲得することができました。今回の調達額を含め、これまでの累積資金調達額は約110億円に達しています。
借入先金融機関
調達資金の用途
今回調達した資金は、AI福島のGPUデータセンターの整備や、それを基にしたAI開発プラットフォーム構築費用、さらには新しい研究開発への投資に充てる予定です。
事業拡大に向けた施策
RUTILEAは2018年に創業以来、中央省庁や自動車産業、製薬業界などの特定の分野に特化したバーティカルAI事業を推進してきました。そして、2024年には福島県大熊町に新たなGPUデータセンターを開設し、AIクラウド事業もスタートしました。この新たな展開により、AI技術の導入が進むことが期待されています。
企業概要
- - 企業名: 株式会社RUTILEA
- - 設立: 2018年8月
- - 所在地: 京都府京都市中京区下丸屋町397番地Y.J.Kビル 6階
- - 代表者: 代表取締役社長 矢野貴文
- - 資本金: 10.9億円(2024年8月31日現在)
- - 事業内容: AIクラウド及びバーティカルAI事業
RUTILEAグループは、今後もAI技術を活用した革新的なソリューションの提供を目指していきます。この支援によって、新たなAIプロジェクトはさらに加速し、さまざまな業界へ貢献していくことでしょう。