株式会社点々、ICC KYOTO 2025 フード & ドリンク アワードで快挙達成!
2025年9月2日から3日に京都市で開催された「Industry Co-Creation(ICC)サミット KYOTO 2025」において、株式会社点々がフード & ドリンク アワードで総合第2位、そして想いへの共感部門で最高位の1位を受賞しました。この栄誉ある賞は、全国から集まったさまざまな食品・飲料メーカーの中で選ばれたものです。
ICC KYOTO 2025とは?
ICC KYOTO 2025は、「ともに学び、ともに産業を創る」というテーマのもと、約1200名の参加者と500名以上の登壇者が集う日本最大級のビジネスカンファレンスです。会場は、ウェスティン都ホテル京都で行われ、このイベントでは多様な分野の意見が交わされ、未来のビジネスシーンを見据えたアイデアが提案されました。
受賞の意義
フード & ドリンク アワードでは、18社がそれぞれのブースを持ち、自社の製品を展示し、試食を通じて評価を受けます。総勢70名以上の審査員が「美味しさ」や「サステナビリティ」などの観点から投票し、その結果、点々は総合2位、さらに思いを共感する部門で1位を受賞しました。この受賞は、点々の地域循環型事業が持つ実効性を示すものとなりました。
地域循環型の食事業モデル
点々の取締役である羽田知弘氏が「ソーシャルグッド・カタパルト」に登壇し、地域循環型の食事業モデルを発表しました。具体的には、平飼い有精卵の生産を基盤にしたアイデアで、地域の未利用資源を有効活用し、持続可能な食文化を育てることを目指しています。審査員からは、その取り組みが地域に根ざしたサステナブルな挑戦として高い評価を受けました。
モデルは、地域のさまざまな未利用資源を鶏の餌にすることにより循環型農業を実現しています。調理で発生する野菜くずや出荷できない規格外の米・野菜などが、すべて鶏の餌となり、鶏はおいしい卵を産むという仕組みです。このような活動を通じて、地域の景観づくりにも寄与しています。
今後の展望
株式会社点々は今年、平飼い有精卵の販売を開始してから約9ヶ月となり、その間にフード & ドリンクアワードで準優勝の評価を受けたことに大きな喜びを感じています。代表の鈴木宏平氏は、「サステナビリティやブランディングに関する評価も嬉しいが、何よりも共感を得たことが嬉しい。今後も地域のリソースを活かし、持続可能な未来を築いていきたい」とのメッセージを送っています。
会社の概要
株式会社点々は地域循環型企業として、岡山県西粟倉村を拠点に活動しています。農・食・宿を通じて地域の豊かさを守り持続可能な未来を築くことを目指しています。彼らのミッションは、地域資源を最大限に活かし、持続可能な事業を展開していくことです。
点々は、「半径1kmの風景をつくる」というコンセプトを掲げ、平飼い養鶏から始まる事業を展開しています。私たちが体験する地域の豊かさは、こうした企業の取り組みなしには成り立ちません。ますます注目される点々の今後に期待が高まります。
株式会社点々に関する詳細情報は
公式サイトをご覧ください。