外大祭・語劇祭
2025-11-20 11:25:26

多文化共生をテーマにした第67回外大祭・語劇祭の魅力を探る

多彩な交流が楽しめた第67回外大祭・語劇祭



2025年11月2日と3日、京都外国語大学にて第67回外大祭および語劇祭が開催されました。今年のテーマは「EUPHORIA」、つまり歓喜や幸福感を象徴するものです。このテーマが生かされ、会場には学生や地域の方々の笑顔があふれ、世代や地域を超えた心温まる交流が見られました。来場した皆様に感謝の気持ちを込めて、大学側からも温かいメッセージが発信されました。

外国語研究会の劇が光る



語劇祭では、スリリングで感動的な演劇が行われました。特に注目はスペイン語研究会による『Caperucita Rebelde(おてんば赤ずきん)』と、ドイツ語研究会の『Glitzer gegen grau & Märchen Reboot(おとぎの国のお話 ダンスは感染する!)』です。観客は学生たちの表現力と語学力に魅了され、演技に対する熱い拍手が送られました。各演劇は普段の授業では味わえない外国語の魅力を体感できる貴重な機会となりました。

地域連携と広報啓発活動



外大祭の期間中、京都府警察本部や市の団体、株式会社ポーラとの連携により、「女性に対する暴力をなくす運動」に関連した広報啓発活動も行われました。このような取り組みを通じて地域への貢献も果たしました。また、国際貢献学部の学生が企画した「みおラーメン」のブースは大盛況で、多くの来場者が行列を作りました。

多文化・多言語体験プログラム



本学の建学の精神「PAX MUNDI PERLINGUAS(言語を通して世界の平和を)」を礎に、多文化共生を感じることができる企画も盛りだくさんでした。教室企画では、教員や学生たちによる多言語での絵本の読み聞かせや、Airline Projectが手がけた模擬フライトが行われ、多言語・多文化への理解を深める絶好のチャンスとなりました。また、華道部による礼式生け発表会では、日本語と中国語でのナレーションが行われ、全体の調和が取れた国際色豊かな発表がなされました。

学生たちの創造性発表



特設ステージでは、多彩なパフォーマンスが展開されました。音楽系クラブのライブや、殺陣サークルの演舞、ボディビル部による腕立て伏せ大会、ダンス部からのパフォーマンスが披露され、学生たちの多様な才能が結集しました。さらに、茶道部による茶席や、自主制作映画の上映も行われ、文化的な創造性を体現しました。国際貢献学部グローバルスタディーズ学科では、オリジナルデザインのエコバッグやステッカーが販売され、多くの来場者が手に取っていました。

次回への期待



第67回外大祭・語劇祭は、多文化交流や学生の魅力を再確認する貴重な経験となりました。今年のテーマ「EUPHORIA」がしっかりと結実し、多くの方々に喜びをもたらしました。来年の外大祭・語劇祭も多くの新しい企画が期待されており、次回の開催を楽しみに待ちましょう。

京都外国語大学へのお問い合わせは、学生支援部学生生活課まで。お待ちしております!


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