大谷本廟で楽しむ夏の風物詩「朝の法座」
今年も待ち遠しい夏がやってきます。京都の東山区に位置する大谷本廟では、毎年恒例の「朝の法座」が2025年7月20日(日)から7月22日(火)の三日間にわたって開催されます。この法座は、浄土真宗の教えを学び、仏と向き合う貴重な体験を提供しています。
「朝の法座」とは?
「朝の法座」は、昭和32年に始まった「黎明講座」が起源で、今年で68年目を迎える伝統的な行事です。もともとはお盆の法話として各地の寺院で行われており、現在では「暁天講座」として広まっています。大谷本廟を始め、多くの寺院でこの風物詩が楽しめる時期となります。
特に、朝の法座では浄土真宗の僧侶だけでなく、さまざまな宗派や専門の講師が登壇し、多様なテーマの講話が行われるため、参加者は幅広い知識を深めることができる貴重な機会となっています。
開催概要
- - 開催期間: 2025年7月20日(日)〜2025年7月22日(火)
- - 開催時間: 午前7時〜8時(入退場自由)
- - 場所: 大谷本廟礼拝堂(空調完備)
- - アクセス: 京都市東山区五条橋東6丁目514
- - 連絡先: 075-531-4171
- - 参加費: 無料
講師陣のご紹介
- - 7月20日(日): 牛尾かおりさん(浄土真宗本願寺派布教使)
- - 7月21日(月): 山田孝彦さん(真宗大谷派参務)
- - 7月22日(火): 水本高史さん(有限会社花新 代表取締役)
それぞれの日に、異なるテーマでの法話が予定されており、興味を引く内容が盛りだくさんです。
美しい蓮の花も楽しめる
また、この時期に合わせて、大谷本廟の境内には「大賀蓮」が咲き誇ります。この蓮は、朝日と共に花を開き、午前8時から9時頃に満開を迎えます。法座が終わる頃には、蓮の花を楽しむことができる絶好のタイミングです。
朝の清々しい時間帯に、大谷本廟での心豊かな体験をお楽しみいただければと思います。仏の教えに触れ、蓮の花に心癒されるこの貴重な機会を、ぜひ自分自身の目で確かめに来てください。
参加方法
参加は自由で事前申し込みも必要ありませんので、お気軽に訪れてみてください。また、遠方の方にはYouTube配信も行われますので、自宅でも仏法の学びを楽しむことができます。
「朝の法座」は、心を整える贅沢なひとときです。ぜひ、京都の夏の名物行事を体験し、新たな発見をしてみてはいかがでしょうか。