高出力LDモジュールの進化
2025-12-18 12:21:28

SkyEra Laser社製 高出力レーザーダイオードモジュールの取り扱い開始

新たな高出力レーザーダイオードモジュールの登場



株式会社光響は、レーザーダイオード(LD)モジュール製品において、SkyEra Laser社が提供するラインナップの輸入・販売を開始しました。この製品は、レーザー技術の進化を体現するものであり、今後の様々な用途での活用が期待されています。

SkyEra Laser社とは



SkyEra Laser社は、レーザーダイオードモジュールの設計と製造を行っている企業であり、その強みは高出力、安定性、信頼性です。特に、独自に開発した光ファイバ結合技術 - これはレーザーダイオードの性能を最大限に引き出すことに寄与しています。また、製造過程で実施される性能およびエージング試験により、製品は高品質で長寿命のモジュールとして市場に届けられています。

幅広いラインナップ



SkyEra Laser社の製品は、976 nm帯のDFBタイプを中心に1470 nmや1064 nm帯の非冷却LDモジュールを含む豊富なバリエーションがあります。これにより、以下のような多彩なアプリケーションに対応しています。
  • - 産業用励起光源
  • - 材料加工
  • - 医療用途
  • - 研究用途

976 nm DFBタイプ LDモジュール


このシリーズには110 W、75 W、そして45 Wモデルが揃っており、全てDFBチップを搭載した高安定モデルです。中心波長は973〜977 nmで動作し、特に励起光源や材料加工に適しています。
モデルごとの仕様は以下の通りです:
  • - 110 Wモデル:0.22NAおよび135 μmコアのマルチモードファイバー
  • - 75 W / 45 Wモデル:0.22NAおよび105 μmコアのマルチモードファイバー

全モデルは2-Pinパッケージを採用しており、15〜55 ℃の動作温度範囲で使用可能です。

1470 nm 非冷却マルチモード LDモジュール


出力は40 Wで、中心波長は1460〜1480 nmです。0.22NAと200μmコアのマルチモードファイバーを使用し、15〜35 ℃の動作温度で医療や材料加熱の用途に最適です。
このモデルは compact な密閉型パッケージです。

1064 nm 非冷却少数モード LDモジュール


600 mWおよび300 mWのクラスがあり、特に研究や医療用途に最適化されています。600 mWクラスでは2ピン密封パッケージが用いられ、中心波長は1050〜1080 nmです。300 mWクラスのシングルモードバージョンは特別なHI1060ファイバを使用しており、コンパクトかつR&D用途に適した出力帯域を提供します。
動作温度は15〜45 ℃の範囲で使用可能です。

さらなるサービス


株式会社光響は、SkyEra Laser社の製品だけでなく、他にも300社以上の海外メーカーから10万点以上のレーザーや光学関連製品を取り扱っております。お客様の多様なニーズに応じたカスタマイズのご要望にも対応できる体制を整えています。

興味のある方は、ぜひ下記のリンクからご連絡ください。
担当: 菱田

また、製品に関するご質問やプレスリリースについては次のメールアドレスまで。
新たな技術の潮流に乗り遅れないよう、ぜひ早めにご相談ください!


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