Ampliconyx社製高出力ゲインモジュールの取り扱い開始
株式会社光響では、フィンランド・タンペレ工科大学のスピンオフ企業であるAmpliconyx社製の高出力ゲインモジュール製品の取り扱いを開始いたしました。この新たな製品は、産業用アプリケーションに特化した高性能でコスト効率の高い増幅器およびパルスファイバーレーザーとして注目を集めています。
Ampliconyx社について
Ampliconyx社は、画期的なアクティブ・テーパーファイバー技術により、ピーク出力と平均出力の向上を実現しています。この技術は特許を取得しており、さまざまな材料加工、バイオイメージング、分光などの分野で利用されています。特に、テーパー型二重クラッドファイバー(T-DCF)を用いた製品は、優れたビーム品質を誇っています。
高出力ゲインモジュール「TGModule」シリーズ
Ampliconyx社の「TGModule」シリーズは、最高出力140 Wを可能にし、外部ポンプに対応しているシングルモード出力の増幅モジュールです。この製品は大面積モードを採用しており、非線形効果を軽減し、ビームの品質も高い(M²<1.3)と言われています。
これにより、多様な産業用アプリケーションにおいて、より効率的かつ高精度な作業が可能になります。また、同シリーズには「AMPX-PW-LP-IR」と呼ばれるレーザーもあり、このモデルは最大出力150 mW、パルス幅20 ps、繰り返し周波数1 MHzの性能を誇ります。
小型グリーンレーザー「AMPX-PICO-532/100/1 Fiber Laser」
さらに、Ampliconyx社は小型のグリーンレーザーも取り扱っています。モデル名は「AMPX-PICO-532/100/1 Fiber Laser」で、最大出力は1.5 W、パルスエネルギーは1.5 μJ、パルス幅は50 ps、繰り返し周波数は1 MHzに対応しています。この小型レーザーは、センシング用途やシードレーザーとしての利用に非常に適しています。
光響の取り扱い製品
当社、株式会社光響では、Ampliconyx社の高出力ゲインモジュールを含め、300社以上の海外メーカーが提供する製品や、10万点以上のレーザーおよび光学関連製品も取り扱っています。これにより、各種産業や研究機関からのニーズに応えることが可能です。
製品に関する詳しい情報やご要望があれば、お気軽に以下の連絡先までお問い合わせください。オンラインでは、(
Ampliconyx製品ページ)をご覧いただけます。
お問い合わせ先
Ampliconyx社の技術力により、業界がどのように変わるのか、今後の展開にぜひご注目ください。