京都で楽しむ世界のダンス祭典!
ロームシアター京都が2025年に迎える10周年を記念して、国際的に評価の高いダンス公演が目白押しです。この特別なイベントでは、ダミアン・ジャレと名和晃平のコラボレーション、ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団の作品、さらに台湾のクラウド・ゲイト・ダンスシアター(雲門舞集)の最新作など、見逃せない演目が豊富にラインアップされています。
1. ダミアン・ジャレ×名和晃平『Planet [wanderer]』
まず注目すべきは、ダミアン・ジャレと名和晃平による『Planet [wanderer]』です。この作品は、2016年に初演された『VESSEL』の続編で、私たちが生きる現実世界を舞台にしています。人間の脆さや力強さ、調和と生存の間の葛藤を描いたこの作品では、葦のように揺れ動く姿が表現されています。お二人の独自の視点と表現力が融合したこの作品は、特に注目です。
公演日程
2025年11月8日(土)・9日(日)
上演時間:約60分
会場:サウスホール
2. ピナ・バウシュ ヴッパータール舞踊団『Sweet Mambo』
次にピナ・バウシュ ヴッパータール舞踊団の『Sweet Mambo』。この作品は、故・ピナ・バウシュの最晩年の作品を、彼女と共に数多くの時間を過ごしたダンサーたちによって踊り継がれます。ダンスと演劇の融合を通じて新たな舞台芸術を創造した彼女の影響力は計り知れず、今年の公演は32年ぶりの京都での開催です。
公演日程
2025年11月21日(金)・22日(土)
上演時間:約2時間20分(休憩含む)
会場:メインホール
3. クラウド・ゲイト・ダンスシアター(雲門舞集)『WAVES』
最後に紹介するのは、台湾を代表するコンテンポラリーダンスカンパニー、クラウド・ゲイト・ダンスシアターによる『WAVES』です。鄭宗龍(チェン・ゾンロン)の振付によるこの革新的な作品は、ダンスと音楽、映像が融合し、身体から発せられるエネルギーを探求します。2023年に初演を果たし、2024年のヴェネチア・ビエンナーレでも高く評価されています。
公演日程
2025年12月17日(水)
*会場:メインホール
チケット情報
各公演のチケットは、2025年7月に先行予約が開始される予定で、一般発売はその後の予定です。公演ごとに異なる料金設定や特典が用意されているため、公式ウェブサイトでの確認をお忘れなく。
終わりに
この特別な機会に、京都の地で国際的なダンスアートの魅力を直接体験してみてはいかがでしょうか?各公演はすべてが独自の芸術性を持っており、見る者に深い感動を与えることでしょう。心を揺さぶる舞台芸術に触れるこの機会を逃すことなく、ぜひ足を運んでみてください。