京都に新しい寿司屋
2025-06-02 10:37:27

魚がし日本一、京都に新店舗オープン!職人の労働条件を改革した新たな働き方

魚がし日本一、京都に新店舗オープン



東京都を拠点にする株式会社にっぱんが運営する「魚がし日本一」が、2025年6月13日に京都市に新たな寿司専門店をオープンします。本店舗の立ち上げを契機に、従来の飲食業界における職人の働き方を大きく変える人事方針が打ち出されました。特に、週に3日の休みを確保し、業界水準を大きく上回る高水準の給与を提示することで、職人にとって魅力的な職場づくりを推進します。

職人が主役の寿司屋



寿司職人の世界では、労働環境の厳しさから、若手が現場を離れるケースが増えています。厚生労働省の調査によると、飲食業界全体で20代の離職率が50%を超えているという事実は非常に深刻です。魚がし日本一では、こうした課題に真正面から向き合い、環境を整えることに力を注いでいます。

新店舗では、さまざまなバックグラウンドを持つ人材を積極的に採用し、すべての職人が「主役でいられる環境」が整っています。既存の店舗でも、女性や未経験者、外国籍の職人が活躍しており、それを踏まえた育成プログラムが整備されています。特に、新卒者には2ヶ月間の東京本社での基礎研修を実施し、必要な知識と技術を習得する場を提供します。

新たな待遇の具体例



魚がし日本一では、これらの施策を通じて、職人の給与を全国および京都の地域平均を上回るものに設定しています。
  • - 全国平均: 月収約27.3万円・年収370万円
  • - 京都平均: 月収23.1万円〜31.1万円・年収402.8万円
  • - 魚がし日本一の滋賀店: 月給35万円〜、年収470万円〜の提示

また、契約内容も従来と大きく異なるものになる見込みです。例えば、基本的な初任給は未経験者で月給25万円、経験者で34万円から38万円が設定され、さらに店長に関しては月給40万円から45万円という高水準での募集が行われます。

労働環境の改善



労働環境についても、週休2日制を確保しつつ、ホールスタッフには週休3日制を選択できる制度が導入されます。また、勤務時間も朝7時30分から夜22時までの間でシフト制を採用し、終電までには退勤可能なルールを設けています。これにより、プライベートと仕事の両立がしやすくなります。

未来を見据えた取り組み



株式会社にっぱんでは、2030年問題に適応するため、柔軟な雇用制度やリスキリングの機会の創出など、業界全体での働き方改革を進めていくことを目指しています。これにより、次世代の寿司職人たちがより働きやすい環境を手に入れ、その結果として日本の食文化をさらに豊かにしていくことが期待されています。

これからの採用



現在、京都店では寿司職人やホールスタッフの正社員・アルバイトを募集しています。食を通じて人を喜ばせたいという気持ちを持つ方々を幅広く歓迎します。面接も随時行っており、勤務地や条件についての相談にも柔軟に対応しているので、興味のある方はぜひ応募を検討してください。

株式会社にっぱんの理念



「魚と米にこだわり、健康への貢献と食への新たな挑戦」をテーマに寿司文化を守り続ける株式会社にっぱん。寿司という日本の伝統的な食を新しい形で提供することで、感動と社会貢献を追求していきます。新しくオープンする京都店も、その理念を体現する店舗になることでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

関連リンク

サードペディア百科事典: 魚がし日本一 寿司職人 労働条件

トピックス(グルメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。