KRPに新たな風、ATOMicaが常駐
2025-03-10 11:48:23

京都リサーチパークにATOMicaのコミュニティマネージャーが常駐し交流を促進

京都リサーチパークに新たな風が吹く



京都リサーチパーク(KRP)は、全国に40以上の拠点を展開するソーシャルコワーキング®スタートアップのATOMicaとの連携を発表しました。2025年3月から、ATOMicaからコミュニティマネージャーが常駐し、KRP地区内の企業同士の交流を一層活発にする取り組みが始まります。この initiative は、KRPの入居企業が協力し合い、イノベーションを生むための新たな環境を整えることを目的としています。

KRP地区の魅力と背景



京都リサーチパーク地区は、約59,000㎡にわたる広大な敷地に18棟の建物が立ち並ぶ、まさに一大ビジネス拠点です。ここには約510組織、6,000人が集まり、日々新事業や研究開発に挑戦しています。KRPは「京都からの新ビジネス・新産業創出に貢献する」というミッションのもと、さまざまな機関や組織との連携を深め、年間260件以上のイベントやプログラムを実施しています。

その中でも、入居企業同士の交流を重視し、「つながらナイト」や夏の「大交流会」などの企画を通じて、自然な出会いを促進してきました。これらの交流からは過去に協業が生まれるなど、確かな結果が得られています。新たに常駐するコミュニティマネージャーは、これらの交流をさらに深める役割を担います。

ATOMicaとの協業の意義



ATOMicaは、人と人を結ぶことを大切にしながら、全国でのソーシャルコワーキング®事業を展開しているスタートアップです。彼らのビジョンは、「あらゆる願いに寄り添い、人と人を結び続ける」というもので、コワーキングスペースの運営だけでなく、地域の事業促進支援にも力を入れています。

2024年7月には、大阪ガスとの資本提携が発表され、地域共生社会の実現を目指した新たな価値創造を目指しています。KRPとATOMicaの協働により、オープンイノベーションの創出や新規事業の開発が進むことが期待されています。

KRP地区での具体的な取り組み



新たに常駐するコミュニティマネージャーは、以下の三つの主要な取り組みを行います:
1. 入居者同士を繋げるコミュニティ活性化:コミュニティマネージャーが常駐する「たまり場」では、入居者の日々の会話からニーズを聞き出し、さまざまな会社の壁を越えた交流を促します。
2. イベント等の企画運営:入居者が集まりやすい交流イベントを企画・運営し、特にATOMicaのノウハウを活かした交流主体のイベントが展開されます。
3. 地区内のPR活動:会話のきっかけを作るための掲示物や季節に応じた装飾を行い、KRP内外の企業が盛り上がるアイデアを具現化していきます。

期待される成果



ATOMicaのコミュニティマネージャーがKRPに常駐することで、入居者同士の交流が自然に生まれ、新たなアイデアやビジネスが生まれる土壌が整います。ATOMicaの南原一輝代表は、入居者の願いを元に「心地よいおせっかいで人と人を繋げる」ことを目指し、交流のサイクルが京都全体、さらには全国へと広がっていくことを期待しています。

一方、KRP代表の門脇あつ子氏も、ATOMicaとの提携が新たなビジネス創出につながることを確信しており、共同で地域コミュニティの活性化を加速していく意向を示しています。

新たなコミュニティマネージャーの常駐により、京都リサーチパークはますます活気に満ちたビジネス拠点として進化し、入居企業の成長と地域の活性化に寄与していくことでしょう。これからKRPから生まれる出会いやイノベーションを楽しみに待ちましょう。


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