逸鳳の挑戦
2025-02-05 13:24:28

京仏具ブランド『逸鳳』がメゾン・エ・オブジェに初出展!

京仏具ブランド『逸鳳』が世界へ



2025年1月、京仏具・金属工芸の国際的ブランド「逸鳳」が、フランス・パリで開催される「メゾン・エ・オブジェ」に初めて出展します。京都市下京区に本社を置く株式会社関崎の48年来の伝統が、この国際見本市の舞台で輝きを放つ瞬間を迎えます。出展期間は2025年1月16日から20日まで。

京都の伝統を未来へ



逸鳳は、仏教工芸品の制作に特化し、創業当初からの伝統技術を生かした製品作りに努めています。仏教各宗の本山が集まる京都では、長年にわたり仏教用具の技術が受け継がれています。企業の理念として「先人の作った伝統を受け継ぎ、こだわりのある製品を作ること」で、京仏具を次世代に伝えることが掲げられています。

出展作品には、吹分け鋳造技法を用いた三足トレイや花瓶、アートパネルなど、多種多様な工芸品が揃います。この技法は、異なる二つの金属を混ぜ合わせることで生まれる幻想的な模様が特長です。会場では、独特な表現が来場者の好評を得ること間違いなしです。

文化交流の場として



「メゾン・エ・オブジェ」は、1955年から続く国際的なインテリアとデザインの見本市であり、世界中から多くのデザイナーやアーティストが集まります。このイベントへの出展を通じて、独自の工芸品が国際的な評価を受けることを期待しています。京仏具が持つ本物の美しさと、その技術がいかに経験豊かな職人によって守られているかを、多くの人々に知ってもらう良い機会になるでしょう。

出展後には、2月17日から20日まで、京都の「GALLERY逸室」にて展示会が開催されます。こちらのギャラリーは、100年の歴史を持つ建物を改装しており、坪庭などの京都らしい空間で、生活空間を彩る金属工芸品が並ぶ場となります。特別公開イベントでは、メディア関係者向けにトレイや花瓶、アートパネルなどの展示が行われます。

逸鳳の未来への道筋



会社設立以来、逸鳳は京仏具の魅力を次世代に伝える重要な役割を担ってきました。その目的を果たすために、高度な技術と美的センスを融合させ、新しいデザインを模索しています。工芸品の背景にある文化や歴史を理解しながら、新たなアイデアを持続可能な形で発展させていくことが求められます。

皆さまも、特別公開期間にぜひ「GALLERY逸室」を訪れ、この伝統的な技法が生み出す芸術性と京都ならではの空間美を体験してみてはいかがでしょうか。どの作品にも込められた職人の想いを感じ取っていただけることでしょう。新しい挑戦を続ける逸鳳から目が離せません。


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