新たな京都体験!西陣の町家であられを焼こう
夏休みの自由研究にぴったりな体験が、京都・西陣の「京町家茶房 宗禅」で始まりました。ここでは、自分の手で日本の伝統的なお菓子「あられ」を焼く「あられ焼き体験」が行われています。本プログラムは、観光客や修学旅行生の間で急速に人気を集めており、単なる食事を超えた、「食べる文化」と「工芸文化」を同時に楽しめる新たな体験として注目されています。
あられ焼き体験の魅力
この体験は、築130年の町家という歴史ある場所で行われ、焼く前の生あられ生地を自分の手で焼き上げるというライブな工程が楽しめます。あられがぷくっと膨らむ様子や、その香ばしい香りが立ち上る瞬間に、参加者からは自然と歓声が上がります。まさに、体験しながら作る和菓子の楽しさです。焼きあがったあられは、長年受け継がれてきた秘伝の醤油で味付けし、丁寧に乾燥させて完成します。
完成したあられは、特別な西陣織のポーチに詰めて持ち帰ることができ、世界に一つだけの自作の京都土産として大切な人へのギフトにも最適です。
贅沢な三種の焼き体験
さらに贅沢な体験を希望する方には、「三種の焼き体験」が用意されています。皇室献上品としても知られる「紅白亀甲餅」の手焼き体験や、ここでしか味わえない「炙りみたらしわらび餅」の制作が可能で、これらも特別な体験になること間違いなしです。
体験概要
体験には2つのプランがあり、
1.
あられ焼き体験(約1時間)
- あられ焼き
- 串わらび餅&ほうじ茶付き
- 西陣織ポーチ付き
- 価格:3,850円(税込)
2.
三種の焼き体験(約1.5時間)
- あられ焼き体験
- 紅白亀甲餅焼き体験
- 炙りみたらしわらび餅焼き体験
- 串わらび餅&ほうじ茶付き
- 西陣織ポーチ付き
- 価格:5,500円(税込)
開催場所は「京町家茶房 宗禅」で、午前と午後の部があり、土日祝日は午前の部のみ行われます。参加者は2名から最大16名まで、対象年齢は8歳以上です。事前予約が必要で、キャンセルの際は事前にご連絡をお願いします。
町家カフェでの食文化体験
京町家茶房 宗禅では、このあられ焼き体験の他にも、職人が手がける西陣織を用いたさまざまなお菓子が味わえます。最近では各メディアにも取り上げられ、観光名所としての人気も高まっています。店主の山本宗禅氏は、歴史深い場所での新しい文化体験を楽しむことによって、来訪者に日本の伝統美を再発見してほしいという思いをもっています。これは単なるお菓子作りにとどまらず、五感で感じる日本文化そのものの体験と言えるでしょう。
京都の伝統を感じられる特別な時間を、皆さんもぜひ体験してみてはいかがでしょうか。親子での参加も大歓迎です!