京都府産材100%のセパレート型テーブルが受賞!福祉施設の新しい形を提案
株式会社コストが開発したセパレート型テーブルが、この度「京の木製品認証制度」において最優秀賞である京都府知事賞を受賞しました。この製品は、京都府産の木材を100%使用し、福祉施設向けに特化した設計がなされており、利用者のニーズに応えるために、機能性とデザイン性を両立させています。
開発の背景:福祉現場の「忘れ物」を取り戻す
コストは長年にわたり、多くの福祉施設に対して様々な設計を手掛けてきました。その中で、現場の職員から「一般的な4人掛けテーブルでは、利用者同士の距離が近すぎるためトラブルが起こりやすい」「一人で静かに過ごしたい方のための配慮が足りない」という切実な声を聞かされました。これらの課題を解決するため、開発されたのがこのセパレート型テーブルなのです。
本製品の特徴
このテーブルは、様々なレイアウトが可能です。独立した形状は、利用者が「自分だけの空間」として落ち着ける場を提供し、2名であれば「語らいの場」として、さらには全員が集まる際には「8人掛けの円卓」として活用できる設計が魅力です。
ユニバーサルデザインの採用
特に注目すべきは、そのユニバーサルデザインです。車椅子利用者に配慮した高さや、圧迫感を軽減するための曲面、また安全性を重視した角の丸みなどが取り入れられ、利用者の快適性を追求しています。
年輪をモチーフにした意匠
テーブルのデザインは、京都府産材の美しい木目を生かし、高齢者の豊かな人生の重なりを象徴する年輪をモチーフとしています。視覚的にも心地よいこのデザインは、完成した製品の価値を一層引き立てています。福祉施設でのイベント時には、8人掛けの円卓として多くの方が集まり今までになかった新しい交流が生まれることでしょう。
森と人を繋ぐQRコード
このセパレート型テーブルは、製品にQRコードを付与することにより、森林の循環を可視化しています。QRコードを通じて、どの森で育てられ、どのように製材されているのか、さらには森林所有者の想いや職人の情熱を届けることができます。これにより、消費者は製品をより「知る」ことができ、森林再生への関与を感じる第一歩を踏み出すことができるのです。
今後の展望
福祉施設だけでなく、教育機関からも高い関心が寄せられているこのテーブル。株式会社コストは、川上から川下までの全体の流れを意識した製品開発を通じて、地域経済の活性化と持続可能な森林環境の構築に寄与していく計画です。
会社概要
株式会社コストは、福祉施設の設計・施工・維持管理を手掛ける総合コンサルタント企業です。地域資源を活用した施設づくりと共に、未来の日本の森林を守るための取り組みも続けています。興味をお持ちの方は、ぜひお問い合わせください。
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