創業者マンガ書籍化
2025-07-25 09:33:52

企業の歴史を描く創業者マンガ「IK物語少年勝太郎」が書籍化されました

企業の創業者を描く新たな漫画「IK物語『少年勝太郎』」



特定非営利活動法人LEGIKAが手掛けた企業漫画「IK物語『少年勝太郎』」が、稲畑産業の依頼により、創業者の半生を描いて書籍化されました。この作品は社内報での連載から始まり、社員間での共感を広げることに成功しました。2025年7月1日に1冊として刊行されるこの愛蔵版は、社内外に大きな話題を呼んでいます。

創業者の青年期を描く物語



「IK物語『少年勝太郎』」は、幕末の京都で生まれた稲畑勝太郎氏が、15歳でフランスに渡り、28歳で稲畑産業を創立するまでの青年時代を全10話にわたって描いています。企業側が社内報にマンガを掲載することにしたのは、社員がもっと親しみやすく、記憶に残る形で会社の歴史を知ってもらいたいとの思いからでした。そこで、脚本家・島田悠子氏とマンガ家・尾形和也氏が協力し、創業者の思いを感情豊かに伝える作品を生み出しました。

このマンガには、史実に基づいた背景がありながらも、心の動きやその時代特有の社会変化を巧みに表現しています。読者は、稲畑勝太郎氏の成長と、彼が選んだ道に共感しやすくなっています。

社内外からの高評価



作品の影響は稲畑産業の社内だけにとどまらず、社員の家庭にも拡がりました。「思わず家族にも読ませたくなる」といった声が多く聞かれ、子供たちからもファンアートが寄せられるなど、会社全体での盛り上がりが見られました。最初は1話ずつの掲載からスタートしたものの、読者の関心が高まり、「続きが気になる」との声が多く集まり、途中からは2話ずつの掲載が行われることになりました。

また、社内報だけでなく専用のWEB特設ページでも公開されており、企業理解を促進するためのコンテンツとして評価されています。これによって、投資家からも「この作品を読むと株を売れなくなる」といった感想が寄せられており、企業のイメージやブランディングを促進する大きな役割を果たしています。

書籍化に至った背景



愛蔵版の刊行は、社員や関係者から「このマンガをまとめた形で読みたい」という要望を受けて実現しました。稲畑産業の総務広報室の橋本幹樹様は、最初は社内報へのマンガ掲載には反対意見もあったが、その力を信じ、制作を進めた結果、良いフィードバックを得られたと語っています。最終的にはマンガの力で社内の一体感が生まれ、そのことに感謝していると述べています。

このように、稲畑産業株式会社の創業者のストーリーが広く愛読されることとなり、企業文化の形成に寄与している新たな試みとなっています。これからもこのマンガが多くの人々に愛されることを期待しています。 

作品情報


  • - タイトル:IK物語「少年勝太郎」
  • - 話数:全10話
  • - 発行:稲畑産業株式会社
  • - 編集:レジカスタジオ(特定非営利活動法人LEGIKA)
  • - 原作:島田悠子
  • - 作画:尾形和也
  • - WEBサイトIK物語特設サイト

このように、LEGIKAが提供するマンガ制作やIPプロデュース事業は、今後も企業の新しいコミュニケーション手段として注目されることでしょう。


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