京都と東急不動産、スタートアップ支援を加速する新たな連携
最近、京都において注目すべきニュースが飛び込んできました。東急不動産株式会社と一般社団法人京都知恵産業創造の森(以下、知恵森)が、スタートアップ支援に向けての相互連携に関する合意書を締結したのです。この連携は、京都のスタートアップ企業にとって新たな可能性を切り開く大きな一歩となります。
合意書締結の背景
東急不動産は、渋谷サクラステージ内に開設した「SAKURA DEEPTECH SHIBUYA(以下、SDS)」を拠点に、積極的なスタートアップ支援を行っています。この施設は、国内外のディープテック分野に特化したスタートアップの育成・支援を目的としており、2025年からは本格的なアクセラレータープログラムも始まる予定です。これにより、世界中から集まる優秀なスタートアップと地域の企業が相互に刺激し合い、新しいビジネスチャンスを生み出すことが期待されています。
連携の目的と内容
本合意書では、京都のスタートアップが東急不動産のネットワークを活用し、新たな事業展開や社会課題解決に向けた高いステージでの活動を行えるようなることが目的です。具体的には、知恵森が京都のスタートアップ企業の技術やソリューションを東急不動産に紹介することで、事業連携や実証機会を提供するプラットフォームが構築されます。
また、SDSに参加するスタートアップと京都の企業とのマッチングや、スタートアップ支援イベントへの協力など、両者の資源を最大限に活用した活動が展開されていく予定です。
SAKURA DEEPTECH SHIBUYAの特徴
SDSは、渋谷最大級のグローバルコミュニティ拠点として、ディープテックスタートアップの育成に特化しています。世界28カ国から選ばれたスタートアップが参加するこのプログラムでは、名だたるメンター陣がサポートにあたります。具体的には、MITの教授やオックスフォード大学発の投資機関「Oxford Science Enterprises」など、世界トップクラスの専門家が参画し、技術力の向上や市場進出についての指導を行います。
東急不動産のスタートアップ支援の取り組み
東急不動産は、渋谷圏における新産業の創出を目指し、スタートアップとの共創を進めています。地元のスタートアップが成長するための場所を提供し、さらには継続的な出資によるサポート、産官学の各プレイヤーとの連携機会を創出するなど、地域経済の活性化に寄与しています。
このように、京都と東急不動産の連携は、地域蔵のスタートアップに革新的な支援を提供することが期待される重要な取り組みです。今後、このパートナーシップを通じて、京都のスタートアップたちがさらに成長し、社会に貢献していく姿が楽しみです。
お問い合わせ
知恵森のスタートアップ推進部に関する相談は、電話075-353-7122またはE-mail
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